【西武】松井稼頭央監督インタビュー リーグ5位という成績について「勝負の世界の中でそこはもうしっかりと受け入れてやっていきたい」

【西武】松井稼頭央監督インタビュー リーグ5位という成績について「勝負の世界の中でそこはもうしっかりと受け入れてやっていきたい」

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10月24日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送。監督として1年目のシーズンを終えた今の心境を訊いた。

――10月23日が48歳のバースデーということでおめでとうございます。
松井「ありがとうございます」

――改めて48歳を迎えていかがですか?
松井「何か変わったわけでも特にないですし、でもこうしてひとつ歳を重ねられましたので、健康には気をつけてやっていきたいと思います」

――ぜひ来年はベルーナドームでハッピーバースデーが流れるというシーンを期待したいですね?
松井「監督はあまり流れないでしょうからねもちろん(笑)。でもそういう日をね、最高のプレゼントとして迎えられるように頑張っていきたいと思います」

――監督1年目シーズンが終わって3週間ほど経ちますが、率直な心境はいかがでしょうか?
松井「いやもうね、来年に向けて動いています。練習内容も少しずつ上がってきましたし、選手の取り組む姿勢を見ていると非常に良い動きもしてくれていますからね。この秋のキャンプというのは良いものにできるようにというその気持ちですよね」

――選手たちの表情も「よしやるぞ」という感じですか?
松井「そうですね。それぐらいの動きになってきたのかなと思いますし、この前も南郷のフェニックス・リーグも視察しましたけど、非常に若い選手も良い姿でやってくれています。その中で何人かこの秋のキャンプに参加しますから、そういう意味では非常に良い競争の中でね、秋のキャンプで自分のためにという気持ちでやってほしいなと思っています」

――監督1年目のシーズンは143試合65勝77敗1引き分け、リーグ5位という成績で終えました。この数字に関してはいかがでしょうか?
松井「もちろん今年の初めは優勝を目指してやってきたわけですから、この5位という結果はしっかり受け入れないといけないし、次どうしていくかということも含めてこの秋が大事になってくるのかなと思っていますので、もちろん悔しいですけど、そういう結果になったわけですから、勝負の世界の中でそこはもうしっかりと受け入れてやっていきたいなと思います」

――育成と勝利の両方を求めるシーズンだったのではないかと思いますが、非常に難しさもあったと思います。その点はいかがですか?
松井「もちろん育成と勝利。もちろん勝利は優先になってきますが、若い選手が1人でも多く力をつけてくれたらと思っていた中で、そしてどうやれば勝てるかということも考えてやってきた中で、こういう結果になった。難しいとは言いたくないしね。やるからにはもちろんそのつもりでやっていますから。そういう中で開幕当初から比べると、後半は若い選手もそうですけど、非常に良いものを少し出してくれたのかなとは思っています。そういう意味で少し力もついてきたなと思いますので、来シーズンは非常に楽しみですし、何年もですけど外野のレギュラーが決まっていないので、誰が出てくるのか……もっと激しく競争してほしいなと思います」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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