【西武】豆田泰志投手インタビュー 来シーズンに向けて意識するのはストレートの『高さ』「平良さんが言うように、(打者が)振ってしまう高さに投げたい」

【西武】豆田泰志投手インタビュー 来シーズンに向けて意識するのはストレートの『高さ』「平良さんが言うように、(打者が)振ってしまう高さに投げたい」

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11月23日放送のライオンズエクスプレスでは、昨日に引き続き、埼玉西武ライオンズの豆田泰志投手にインタビューした模様を放送した。武器であるストレートについて、そして来シーズンに向けて意識していることについて訊いた。

――豆田投手の『ストレート』の握りを見せてもらえますか?
豆田「(握りを見せながら)自分にとっては、いたって普通というか……」

――人差し指と中指を少し離している?
豆田「そうですね。狭くしている感じはなくオーソドックスで、特に変わってはいないです」

――一軍での投球のスローモーション映像で、人差し指と中指がくっついているようにも見えましたが?
豆田「(指を)つけてしまうと曲がってしまうので、そうならないようにしています。もしかしたら少し狭くなっていたのかもしれない」

――松井監督が『非常に特殊なストレート』と豆田投手のボールを表現されていました。綺麗に縦に回転するという意味だったんですね?
豆田「ですかね。でも自分的には投げている時に真っスラ気味なことが多いかなと思っています」

――足を上げないフォームに変えて、体への負担は減りましたか?
豆田「あまり変わらずというか、特に大きな違いはないと思います。負担というよりかは精神的に楽で、考えることが少なくなったかな」

――足を上げないでいい分ですか?
豆田「足を上げると、上げ方や上げた後が気になってしまうので、そこで考えることが多かった。フォームで考えることが少なくなったとは思いますね」

――来年もこのフォームを続ける?
豆田「そうですね。基本的には変えないつもり。元々このフォームにする気もなく、一つのきっかけとしてやってみようとなってハマっただけ。もし戻れなくなったら迷走してしまいそうなので、あまり変えずにやっていこうかなと」

――フォームを固めていく意識ですね?
豆田「はい」

――豆田投手の持っている球種は何がありますか?
豆田「ストレート、カーブ、スライダー、フォークです」

――最も得意な球種はなんですか?
豆田「今年はカーブがいい感じに決まっていて、試合でもよかったです」

――真上から投げるフォームだとカーブも曲げやすいですか?
豆田「自分は投げにくいと思ったことはないですね。イメージはしやすい球種かな」

――支配下登録から初ホールド、初セーブと階段を一気に駆け上がりました。今までの苦労が報われましたね?
豆田「でも結果がよくても、今年のピッチング自体には納得できていない。まだまだ悔しいなと思いますね」

――どの時期の試合でしょうか?
豆田「内容ですかね。元々三振を取りたいと思っていたのがあまり取れていないですし、調子が安定しなくて最後の方に四球でランナーを出したところが悔しかったです。来年に繋げるためにはもっといい投球ができたんじゃないかな」

――四球を出さないために来シーズン、どのような意識で臨みますか?
豆田「初球の入り方だったり、変化球でカウントが取れる球をもっと増やしたりしたい。あとは真っすぐの高さを意識してやっていきたいです」

――高さを意識するというのは『高め』と『低め』どちらですか?
豆田「低く投げるのが理想なんですけど、そうするとどうしても球が弱くなってしまう。平良(海馬)さんが言うように、(打者が)振ってしまう高さに投げたいです。自分はそれよりも上の目線や顔のあたりに投げてしまうのが多かったので、振ってしまう高さに投げられるようにしたい」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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