安倍派、二階派に家宅捜索へ。大竹「捜査が中途半端に終わらないことを願うしかない」

安倍派、二階派に家宅捜索へ。大竹「捜査が中途半端に終わらないことを願うしかない」

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12月20日の大竹まことゴールデンラジオは朝日新聞の「安倍派・二階派、捜索 パーティー収入不記載疑い 裏金化、刑事責任判断へ 東京地検」という記事を紹介し、大竹がコメントした。

朝日新聞によると、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、東京地検特捜部は19日、億単位の収入を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いなどがある最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)と「志帥会」(二階派)の各事務所を、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で家宅捜索した。
また、岸田総理は昨日記者団の取材に対して、二階派所属の小泉法務大臣と自見英子地方創生大臣については「引き続き職責を果たしてもらいたい」と述べ、続投させる考えを示した。安倍派の閣僚副大臣合計9人を後退させた14日の人事との整合性を問われるが、「どこの政策集団かどうかではなく、1人1人の事情や意向を勘案し、国民の疑念を受けないという点も踏まえながら14日の人事を行った」と強調した。法務大臣として、検察を指揮できる立場にある小泉氏は19日の記者会見で辞任する考えがあるのかを問われても答えず「政策集団との関わりについては適時適切に判断していきたい」と派閥離脱の可能性に言及。二階派幹部によると派閥離脱に向け調整しているという。地方創生大臣、万博大臣も務めている自見氏は「引き続き内閣の一員として職務に全力を尽くしたい」とし、続投する意思を示した。

大竹「総理の政治判断で安倍派は退任してもらう、二階派は残留っていう話になったんだけど、特捜が入ったのは、安倍派にも二階派にも特捜は入ってるので、ここでちょっと整合性が取れるのかというのが一つ。もう一つは小泉さんは法務大臣で特捜の直轄。検察を指揮できる立場にある。その人をそのままだというのはどうなのかなっていう疑問が残る指示が出てるんだけど、もう一つは調べていったらあまりにも人数が多い。特捜も50人がかりと増員したりしてやってるんだけど、手が回らないみたいなんだけども。でも、金金金とねえ。国民が何でもかんでも、とにかく領収書くださいと、一生懸命領収書を集めてやってるところに、領収書の要らない金、何に使ってもいいですよというお金が、一つは前の文書交通費。今名前変わって調査研究広報滞在費となっている旧文通費にしても、月100万円の何に使ってもいいお金。それに加えて派閥からのキックバック。何使ってるんだろうね。そんなお金の事がずっと言われてたけど、重石が取れた途端にこういうことになってきた」

砂山アナ「いわゆる規制法は収支報告書の作成義務を政治団体の会計責任者に課しています。いわゆる会計に関わる職員が、最初の立件対象になるんですけど、その上で、実務を取引している議員との共謀ですね。了承していたりとか。知っていた、指示していたという証拠が、この家宅捜索によって出てくるのかどうか、ここが焦点になってきます」

大竹「会計担当者までは、会計担当者は調べられてもういろんなことを話してるみたいだから、ここまでは、立件しようと思えば、まあできるんじゃないか。でも、その後政治家に払われたお金がどうなっていったのかまでは捜査がとても難しいという話だけど、普通に考えて会計担当者がその金をどうしてどうなったかは知らない訳がない。会計担当者が自分で使い込む訳がない。たぶんね。想像だよ。でも、1番責任が来るのは会計担当者だ。で、会計担当者があげられる。立証は難しいにしても会計担当者が全部私腹を肥やしてるわけないに決まってるんだから。どこかにお金が動いてるに決まってるんだからその流れをつかまなくちゃいけないのは本来の筋だよね。ここで捜査が中途半端に終わらないことを願うしかないよね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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