ジャルジャルの漫才に詩を感じる!詩人が考えるお笑いのすごい所は?

ジャルジャルの漫才に詩を感じる!詩人が考えるお笑いのすごい所は?

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1月15日の「おとなりさん」(文化放送)は、詩人の大崎清夏さんが出演。お笑い芸人のネタを見て、詞的に思う点について語っていただいた。

文化放送・坂口愛美アナ「プロフィールを紹介します。大学卒業後、会社員として働きながら、詩を書いていた大崎清夏さん。雑誌“ユリイカ”での読者投稿欄で、最優秀者に選ばれたことがキッカケで、詩人としてデビュー。第二詩集“指差すことができない“は、第19回 中原中也賞を受賞。詩集の出版のほか、他ジャンルのアーティストとコラボした朗読パフォーマンスを行うなど、幅広く活動されています。そもそもなんですけど、詩ってどうやって思い付くものなんですか?」

大崎清夏「思い付くというよりは、私の場合は街を歩いてて人が話している言葉が耳に入ってきて、ちょっと面白い言葉だったりすると残って、それがきっかけで生まれたりすることも多いです」

平子祐希「お笑い芸人のネタを見て、詞的だなと思うことはありますか?」

大崎「あります。お笑いの言葉はジャンプする時に笑いが生まれると思います。後、繰り返したり。言葉をいじくり倒すのが面白いなと思います」

平子「意味のない倒置法とかね」

坂口「具体的に、誰かいらっしゃいますか?」

大崎「思い出に残っているのは、ジャルジャルのM1の決勝ネタ。国名を分けるやつです」

平子「あるよね、ジャルジャル」

大崎「言葉が壊れてきちゃうみたいなところは詩に通じるところがあります」

平子「壊れたと思ったら、もう1回再構築されますみたいなね」

大崎「それが本当にお笑ってすごいなと思います」

平子「そういう見方もあるんですね。ジャルジャルはめちゃくちゃ恥ずかしがるでしょうね。“破壊と構築で何回もやってるんだって”って言ったら(笑)」


「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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