人とのコミュニケーションで相手を信頼できない…という相談に中元「お話してみながらバランスを探るというのはどうでしょう」
『中元日芽香の「な」』が、2月12日(月)午前7時に更新され、リスナーからのメールでの相談に答えた。
今回の相談は、「私は気が向いた時に気になった回を聞いているのですが、どの回を聞いてもすごく癒されます。最近の私は人と話すときの距離について、悩んでいます。相手は私のことを信頼して、何でも話してくれます。しかし、私は自分が話したことを相手が他の誰かに言うのではないか、相手がSNS上で話し、会話の内容が私の知らない人に知られるのではないかと思ってしまいます。実際になったことはないのですが、相手が絶対にしないということを信頼できず、どうしても本音を話すことが怖くて出来ません。中元さんどうしたら相手を信頼して話せるようになるでしょうか。アドバイスをください」というもの。
中元は、相手とのコミュニケーションのラインは人それぞれと前置きしつつ、次のように語った。
中元「相手にどこまで心を許すかとかどこまで話すかのラインは人それぞれ違ってていいというふうに私は思いますけれど、でも何でも話してくれる相手を見ていて、自分も誰かにこれくらい信頼して話ができたらいいなというふうに感じますかね。相手のことを、人として、信じてないわけではないけれども、もしかしたら第三者に広がってしまうリスクも発生するよなとか、話さないことが1番の防御だよなあとか。ついつい言葉に対して慎重になってしまうところがあるのかもしれないですね。たしかに話さないことが、この世の中で自分以外の誰も知らない手段ではありますが、でも話してみたいなというお考えがあるのなら、自分の話をするのは少しだけ怖いけれど、でもあなたのことを信頼してるから話してみたい気持ちもあるんだというのをそのままいってみるというのはどうでしょうか?もちろん人は選んで、この人なら絶対大丈夫という人に対して、最初から全部開示しようとせずに、少しずつ段階を踏んで、踏み込んだ話をしてみて、自分にとって、話してみるってなんか心地がいいかもなってなるのか、やっぱり怖いが勝つのかなとか、お話してみながらバランスを探るというのはどうでしょうか。信頼して話す。ラジオなんかもそうですよね。匿名だし特定されないからこそ、ここでいってみてもいいかなとかもあるかもしれない」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。