ふかりょう、50億年後に行く方法を東大名誉教授に聞く!

ふかりょう、50億年後に行く方法を東大名誉教授に聞く!

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3月7日の「おとなりさん」(文化放送)は、コンピューターグラフィックアーティスト・東京大学名誉教授の河口洋一郎さんが出演。50億年先に行くにはどうすればよいか?語っていただいた。

ふかわりょう「河口さんは時間や宇宙の関心は最初からあったんですか?」

河口洋一郎「子供のころは、いつも星空を見てました。その時、光が遅いっていつも思ってました」

ふかわ「光が遅いなんて、初めて聞きました」

河口「天の川銀河の端から端まで10万光年かかるんですよ。人類の寿命は長くて100年ですから。それでいくと、進化って僕にとって不思議じゃないんです。コンピューターグラフィックやる時も、未来の宇宙の生命世界を形にしたいなと思ったんです」

ふかわ「先生のなかで、過去、現在、未来ってすみ分けがあるんですか?」

河口「私は5億年先の未来に興味があるんです。それを見るために、今から5億年過去を見たら、地球でクラゲが出たことがわかる。それを未来に向ければよい。未来の生命体の宇宙に興味があるんです」

ふかわ「数十年後の日本の社会をイメージするのと、全然次元が違う気がする」

河口「今、僕たちはたまたま現世にいるんだけど、5億年の中で見たら、ほんの瞬間ですよ。5億年未来に行くには、一番重要なのは僕たちが冬眠する。1億年、光速をで飛んで、ちょっと目が覚めてまた冬眠する。これを繰り返せば、寿命100年でも5億年後に行けるんですね」

ふかわ「タイムマシンというものは、存在しうるものだと思いますか?」

河口「タイムマシンの機械というか、時空を曲げる。時空を乗り越えて、生身で行きたいですね」

ふかわ「生身で? 乗っていくんじゃなくて」

文化放送・坂口愛美アナ「タイムワープみたいな」

河口「波と波の頂点同士を結び付ければすぐ行けるじゃんっていう、時間、空間の発想を超えればいい」

ふかわ「未来は、今は存在してないものですか?」

河口「天の川銀河系があるじゃないですか。端から端まで10万光年で行ける距離です。他にアンドロメダ銀河があって、4、50億年後にぶつかるんです。その間に別の銀河系に行かないと死滅する。僕の関心はそれをどう乗り越えていくかというところです」

ふかわ「そこまで見えてるんだ!」


「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。

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