
投票率からみる選挙
今年6月22日には東京都議会選挙、夏には参議院議員選挙が行われる。6月10日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日本の選挙における投票率の低さについて日刊スポーツ元編集局長の久保勇人が語った。
久保「直近に迫った東京都議選挙ですけれど、前回2021年は都民ファーストの会が大幅減となって自公の与党も過半数に届かなかった。この時の投票率が42%。その前2017年が51%、さらにその前は45%だった。去年の都知事選、これは若干上がって去年が61%、その4年前が55%。国政選挙に目を向けると去年の衆院選が54%、その前が56%、ここ20年くらい50%前半くらいで推移している。衆院選の場合、昭和時代は大体70%くらいあった。2009年に民主党が大勝して政権交代が実現した選挙も69%くらいあった。ところが、その後、急落していって今の50%前半くらいになっている。しかも、ちょっとずつ下落している傾向がある。この夏行われる参院選はもっと低くて2022年が52%、2019年が49%ということで大体50%前後で低迷しているかなとう感じ」
長野「政権選択選挙じゃないという感じもあるのかな?」
久保「そうですね、今年の特徴をいうと都議選と参院選が同じ年に行われる年で、これは12年に1回ある。ですので都議選と参院選がどのように連動するかという視点からも投票率の動向が結果に反映していくんじゃないかということで注目される」
長野「ポスターの掲示板も両方兼用できるように大きいのが今どんどん建てられていますよね」
番組では他にも久保勇人が日本や世界の選挙の投票率について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「ニュースアップデート」のコーナーでお伝えしています。
「長野智子アップデート」は平日午後3時30分~5時00分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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