「1日100人ぐらい亡くなっている」コロナは終わっていない 後遺症の実態に大竹驚く

「1日100人ぐらい亡くなっている」コロナは終わっていない 後遺症の実態に大竹驚く

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お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 7月14日の放送は、扶桑社新書から発売中の『コロナ後遺症 ~治らない“慢性不調”の正体~』の著者であるヒラハタクリニック院長の平畑光一氏を迎え、新型コロナウイルスの現状について聞いた。

大竹「ようこそいらっしゃいました。今回は『コロナ後遺症』というご本。コロナが5類になって世の中では、もうなくなってるような雰囲気が漂ってますね。実際はそうじゃない?」

平畑「全くそんなことはないんですね。2024年で、実は、3万5千人以上の方が新型コロナで亡くなっているんですね」

大竹「え!?」

平畑「1日あたり100人ぐらい亡くなっている状況ですので、全く終わってないんですけれども、なんか終わったような空気になっているのが非常に大きな問題です」

大竹「あ、本当だ。厚労省の発表だと2024年で35,865人。たくさん亡くなってますね。それじゃコロナは終わってないですね?」

平畑「全く終わってないですね。終わったような雰囲気になってしまっているのが社会にとって非常に大きな問題だと思います」

大竹「検査を受けるのも前よりちょっと高いことになってますよね」

平畑「そうなんです。検査代が自己負担になってしまっているので、今、検査を受けない方もたくさんいらっしゃって、原因不明のままコロナ後遺症になってしまっている方もたくさんいらっしゃるんですね」

大竹「そして、その後遺症はコロナが原因かどうか、本人もよく分からない状態だけども、平畑先生は確実にコロナに後遺症があるとお考えです」

平畑「これは論文がたくさん出ていまして、厚生労働省の2023年の調査でも、成人の場合、感染すると23%以上の方がコロナ後遺症になると言うことが判明しています。各国のいろんなデータがありますけど、だいたい1割から3割の方がコロナ後遺症になることがわかってますので、これは「ない」という議論はもうないですね。科学的には必ずあるのは間違いがなくて、いかにそれに対処するかっていうことをしなきゃいけないのに、なんか「ない」ことになってるっていうのが大変なことです」

大竹「あと、なんかこう格差が開いて、労働時間も長くなったりしてて、そんな、病気の後遺症なんかにかまってられないような現実が迫ってますね」

平畑「そうなんです。実はコロナにかかった後、頑張ってぶっ続けで働いたりすると、実は後遺症になりやすいんですね。なので、風邪をひいた後でもそうですけど、病気された方は休ませてあげるという、社会のやさしさがなくなったことによって、かえって後遺症の被害が大きくなっているというところがあります」

大竹「どんな後遺症の症状あるかを調べてくださっているんですけれども、結構厳しい内容だよね。入浴すると、1日寝込むような場合がある。1時間散歩した翌日から3日間、ほぼ寝たきり。テレビのリモコンを持つことができない。かぼちゃを切ろうと力を入れたら、だるくなって一日寝込んだ。体のあちこちが痛むのに、検査では異常が出ない。CTで異常がないのに家の階段を上がるだけで息が切れる。気持ちが落ち込む。うつ状態。ブレインフォグ、頭の中に霧がかかったようにぼんやりする。頭痛、呼吸困難、不眠、発熱、咳、味覚や臭覚の障害など、もう多岐に渡ってますね」

平畑「そうなんです。実は、ありとあらゆる臓器にコロナウイルスが入り込むことがわかっています。眼球の中とか、頭蓋骨の骨の中とか、もうありとあらゆるところに入ってくるので、もう今、200以上の種類の後遺症の症状があるということが判明しているんですね」

大竹「眼球に入り込むとどんな症状になるんですか?」

平畑「詳しいことは、まだわからないことも多いんですけど〇〇は関係している可能性が高いと思います」

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「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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