
「猛暑対策展」去年より規模を拡大し119社が出展、人気商品は既に完売!
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災を最も身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
全国的に広く猛暑が続いています。昨日(26日)まで6日連続、最高気温35度以上になった地点はアメダス914地点中200地点を上回り、38度を超える危険な暑さも珍しくなくなりました。
日本付近は勢力の強い太平洋高気圧とチベット高気圧の2段重ねとなり、台風の影響を受けた沖縄から九州南部などを除いて同じような天気が続いています。
先日気象庁が発表した8月~10月の3ヶ月予報によりますと、この先も偏西風が北寄りを流れるため暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高く、秋の訪れは遅くなる見込みです。
( ↓ 気象庁3ヶ月予報 記者会見の様子)
この異常な高温、外で作業をされる方にとっては命にかかわる危険な暑さと言えますが、今年6月から企業の職場での熱中症対策が罰則付きで義務化されました。
そうした動きもあり、今年の「猛暑対策展」は規模を拡大し去年の1.5倍の事業者が出展。
こちらはバッテリー・保冷剤を使わず、水のみを使って冷却するベスト「ボディークールスマートエックス」
後ろに蓋がついていて、ここから水を入れます。周囲より-5度~-15度の冷却効果があるそうです。今年も在庫がないくらい売れたとか…。
こちらは「アイスマン」の「ハイブリッドプロ」水冷と空調が一つになったベスト。飛ぶように売れて、メーカーでは完売状態だそうです。
こちらはフリーズテック「氷撃」汗をかくと、生地が吸い上げ気化する時の冷えと生地自体のひんやり感で涼しさを感じる「冷感プリント」でつくられた特殊生地の商品。
「氷撃α」は去年はすべて完売、今年もアイテムによっては在庫がないそうです。
来場した企業の安全衛生担当者らは「熱中症対策の情報を集めにきた。できることは全てやっているが、さらに効果的なものがあれば…」と話していました。
しばらく記録的な猛暑は続く見込みで、誰が熱中症になってもおかしくない暑さです。事故のないよう熱中症対策を徹底していきたいものです。
さて、きょうの「防災アワー」防災アナウンサーの奥村奈津美さんに「自宅を最強の避難所」にする方法について教えていただきました。
ポイントは、トイレ・水・ガスだそうです。
奥村さんは『「防災」は未来へのプレゼント』と話します。
きょうの「防災アワー」聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子