
平田満は筋肉隆々だった
俳優の平田満と大竹まことは50年来の盟友。8月19日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、平田満と大竹まことが20代の頃のアルバイトの話で盛り上がった。
大竹「今でも覚えてるのが確か平田さんは昔、筋肉隆々の体だったんだよ。それで『どうして?』って聞いた記憶がある。そしたら平田さんは『高田馬場で日雇いの仕事をしてる』って言ったんだよね」
平田「してましたけど、それが定職ってわけじゃないですよ。今のグローブ座の線路沿いに公園がありまして、そこにライトバンが停まってたんです」
大竹「当時、色んなトラックの人が斡旋しててね」
小島慶子「その日に働くお仕事を求めて皆さん、そこにいらっしゃったんですね」
大竹「それで平田さんは筋肉隆々なわけよ」
小島「いくつくらいの時ですか?」
平田「20代前半ですね」
小島「平田さんはお芝居の仕事をされながら、肉体を使って働いていらっしゃったんですね」
大竹「日銭稼がなきゃ生きていけないんでね。その話を聞いて、そうか、筋肉隆々になるのかと思って俺も一人で高田馬場の仕事に行ったことがあるんだよ。そこには朝、立って食べるんだけど、ご飯とか味噌汁とか売ってる人がいて、福神漬けが10円だったよ。それを食ってると、トラックのほうから『5000円!5000円!』とか『6000円!6000円!』って聞こえてきて、トラックに乗せられて行くんですよね?」
平田「はい、行きました」
大竹「工事現場に行くわけよ。当時はビルを建ててから窓の部分のコンクリートを打ち抜くから、セメントのガラが出るの。そのガラを一輪車で運ぶんだよ」
平田「僕は鉄パイプでした。鉄パイプがゴロゴロ転がってて、それを『ここからここまでまとめろ』って言われて…。いつ終わるかわからない拷問のようでした」
この他にも番組では平田満が昔話を喋っています。気になる方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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