
「逮捕されて強制送還」トランプ政権で変わるハワイの現状 カンニング竹山語る
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 8月25日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、トランプ政権によるハワイの変化についてトークを繰り広げた。
竹山「ちょっと僕、しばらく休んで、その間に夏休みも取っておりまして、実はハワイの方に行ってたんです。ハワイには友達がいて、その人たちとずっといるんですね。それで、いろいろみんなと話して、日本人が全然知らないハワイの現状と言いますか、トランプ政権によってえらい変わってきてるんですよ」
邦丸「トランプ政権で?」
竹山「よく日本でニュースになっているのはアメリカ本土、メインランド。ロサンゼルスとか、その辺で、メキシコから不法入国したり、移民と言われる人たちの暴動が起こったりして、トランプは移民を帰すみたいなことを言って、壁作ったりとか、なんか対応したりとか、いろいろニュースがあったと思うんですね。ハワイの人たちも言ってるんですけど、「それはアメリカ、メインランドのものだと思ってたんだけど、いよいよこの島にもトランプ政権の余波がやってきた」となってて。ハワイの移民というと、やっぱ日本人が一番多いわけですよね。向こうに住んでる日本人の人も強制送還をされていくという動きになってきています。
まず、何も問題がないのはアメリカに帰化した人たち。これはアメリカ人ですから、ここは問題はないわけですよ。長年住んでて帰化した人。おじいちゃんたちがハワイにきて、ずっとアメリカにいるからアメリカ人として生まれた人は問題ない。結婚によって向こうでアメリカ国籍を取った人も問題ない。
次が、アメリカ特有の、よく聞くグリーンカード。永住権ってありますよね。永住権を取ったにもかかわらず、国籍は日本のままってあるんですよ。国籍は日本だから、永住権持ってるけども、逮捕されて強制送還になるってことが起こりだしているんですよ」
邦丸「はいはい…」
竹山「永住権は持ってるけども、例えば過去に飲酒運転だとか、スピード違反、あとは税金の問題、過去の犯罪歴。まあこれは犯罪を犯した人が悪いんだけど中には正当防衛ですっていうのに暴力事件で逮捕されて裁判中とかいう人もいたりするわけですよね。そういう人は永住権を持ってても。…日本人以外の外国人もそうですよ。アメリカ人以外の外国人は永住権を持ってても、何か起こした人はある朝突然、警察が来て、そのまま逮捕されて拘置所みたいなところにぶち込まれるわけですよね。で、裁判になるんです。
要は、トランプ政権の考えは、アメリカ人じゃない限り、もうアメリカに住むな。出て行けっていうのがすごく多いらしいんですよね。それで日本人の人もそうだし、ハワイに住む外国人の人もそうだし、いろいろややこしいことになってる。中には、永住権、グリーンカードを何年も申請してるけど、なかなか取れないから、ビザでいる人たちもいるわけですよね。例えば、日本人でハワイで食堂やってますと。ビザでやってますと。ビザってのはいつか切れるんじゃないですか。トランプ政権は、あと3年ありますよね。この3年の間にビザが切れる人、おそらく新しいビザに更新できないんですよ」
邦丸「え~!?」
竹山「なんで日本人がアメリカで商売してんだ?ってなって。なかなかビザを取れる、更新できる機会が少なくなるんで、だからどうしようかっていうことになったり、お店を持って経営までしてるのに、子供たちもこっちの学校に行ってるのに、帰らなきゃいけないのかということが起こってたり…」
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