【音現場から・ミキサー裏話】無停電装置

【音現場から・ミキサー裏話】無停電装置

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「音現場から・ミキサー裏話」。番組の工場=スタジオ、その周辺にまつわるさまざまな話題を技術部員がご紹介。番組やイベントの裏話も盛りだくさんです!

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●9月19日(金)配信

新聞報道等でも取り上げられたのでご記憶にある方も多いと思いますが、8月27日(水)のベルーナドームでの西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦、午後9時ごろに停電が発生。場内の大型ビジョンや音響、テレビ中継機器にも影響が出ました。原因は隣接する鉄道工事によるものと発表されています。
一方で、文化放送「ライオンズナイター」の中継は問題なくお届けできました。実は文化放送の放送席も停電の影響を受けたのですが、もしものためにUPS(バッテリー内蔵の無停電装置)を常設しているため、機器の電源は落ちません。UPSはコンセントと機器の間に常時接続されています。内蔵バッテリーは常に満充電に保たれ、瞬間的な停電でも途切れない仕組みです。ちなみに一瞬の停電でもデジタル機器は停まってしまいます。
停電は十数年に一度あるかないかのレアケースですが、文化放送の放送席がある球場にはすべてUPSを配備。社外からの全面中継でも必ず持参して備えています。
少々意味合いは異なりますが、この機会に皆さまのお手元のラジオの電池やバッテリーも一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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