【水谷加奈の劇場型恋愛体質】ミスリードはやめよう
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―10月31日(金)配信分―
【職場で“◎◎ちゃんはセクハラ“。22万円支払い命令】
このニュースを目にして驚いた人も多いのではないでしょうか。
「ちゃん付けは幼い子供に向けたもので、業務で用いる必要はない」
と裁判官が判断したとのこと。とはいうもののうちの会社内でもちゃん付けはフツーにあります。
「これからちゃん付けしにくくなるなあ」
「マジ?オレも訴えらるのか!?」
と私の周りでも話題になりました。でもこのニュース。情報が少なすぎることが私には気になったのです。もちろんこの女性がいやな思いをしたというのは理解できます。でもそれは「ちゃん付け」だけが理由ではなく「かわいい」「体型良いよね」という言葉もあってのセクハラ認定。もしかしたら「◎◎ちゃ~ん」というような“言い方“も気持ち悪かったのかもしれませんよね。しかしニュースのリードやネット記事のタイトルで、あたかも
【ちゃん付けはセクハラになる】
と印象付けるのは明らかにメディアサイドのミスリードではないでしょうか?
テレビのニュースでは高市新政権の写真をわざと斜めにしたり、ブレ感のある映像を使用したことが問題になりました。ダッチアングルと言って、見る側の不安を煽ったり緊張を与える手法だそうです。わざとだとしたら許されることではありません
ミスリードや印象操作。メディアがこんなことを意図的にしているとしたら、それこそ「停波!」なんてことになっちゃうかもよ。
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