解散命令が出た旧統一教会と政界の接点について、プチ鹿島が徹底解説
フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄ラジオマガジン」(文化放送)。3月5日(木)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、木曜前半レギュラーの時事芸人・プチ鹿島が解散命令が出た旧統一教会と政界の接点について解説した。
プチ鹿島「今日は『旧統一教会と政界の接点。33年前の気になる記事』というテーマで、後半は自分で調べたことを改めてお話ししようと思うんですが。まず昨日の解散命令ですよね。これ今朝の毎日新聞だと、やっぱり気になるのが政治との接点、教団と政界の接点について書いていて『疑惑うやむや』と。
自民党は2022年に『今後は旧統一教会と関係を断つ』と宣言してるんですが、ただ年末以降また新しいニュース情報が出てきたじゃないですか。
それが教団の内部資料とされる『TM特別報告書』ですよね。この報告書には多くの政治家の名前、接触の記録、会談の報告っていうのがあるんですが。ただこれ記事でも書いてますけど、それでも自民党は再調査しない態度なんですよね。
『教団ともう接触しません』って言うんだったら『じゃあまた疑惑が出てきたら調べます』っていうのが本来の態度だと思うんですが。
例えば『報告書の信頼性がわからない』っていう言い方なんですが、だったらなおさら調べた方がいいですよね?」
武田砂鉄「高市さんはあの報告書は自分の出身が神奈川って書いてあって、『私は奈良ですからね』みたいなことを言って、それでこの報告書が正当性のあるものではない、真偽不明なものだっていうふうに言ってるわけですけど。
であるならば、ご自分が出てるところをきちっとね、『これは違います』『これはこうです』っていうふうに、全てそれをただ立証すればいいだけの話だと思うんですけどね」
鹿島「高市さんに関してはその直接的な接触というよりは、周りの方ですよね、内閣に起用した、最側近と言われてる内閣官房副長官の佐藤啓さんですから、統一協会の集会に招かれていて、これ週刊文春が書いたのかな? で、ご本人もそれは認めてるっていうので。
例えば取材した人からすると、『あの件って統一TM報告書と結構時系列合うよね』っていうのはあるので、じゃあ何が正しいのか、何が盛られているのか、何が嘘なのかって、むしろ調べなくちゃいけないわけですよ。
で、こうなるとただやっぱり選挙で大勝したから、もうなんかうやむやな空気になって、そうなるとですよ、やっぱり昨日3月4日にこういう裁判所の結果が出るというスケジュールがあるというのは当然わかるわけじゃないですか。それも織り込んで『早めにやっちゃえ!』みたいな要因もあったのかな~なんて思っちゃうんですよね、こうやってうやむやにする態度になると。
そこはやっぱりこれからも注視していかなくちゃいけないというんですが……本日の本題・テーマです」
武田「はいはい」
鹿島「僕がですね、ちょっと自分が調べた統一協会系の記事ニュースの話がありまして、これやっぱり今にもつながってんじゃないかっていう、そこの話をしようと思うんですが。
僕、数年前にプロレスラーであり国会議員でもあったアントニオ猪木さんについての本を書くことになったんですね。大ファンだったから。
で、じゃあ政治家時代の猪木についても、ちゃんと調べて書いておきたかったんですよね。というのはずーっと頭に引っかかっていたことがあって、それが今から33年前の1993年……当時猪木さん、スポーツ平和党という党を立ち上げていたんですよね。
89年に参院選に当選してるんですけど、それから4年ぐらい経っての話なんです。ちょっと党の中で内輪揉めみたいのがあって、元秘書の方が猪木さんを告発したスキャンダルがあったんですよ。まあ『猪木の金の使い方とか、態度』みたいな、いわば黒い話のですよね。
で、ワイドショーでは連日この間で持ちきりで、僕も学生だったし、猪木ファンだったから見たんですよ。
ただ僕は正直言うと政治家としての猪木にはちょっと距離を置いてて『あの人に権力を持たせたらやばいな』っていうので一度も投票したことはないというスタンスだったんですけど。でもやっぱり猪木が責められているっていうので、ちょっとハラハラドキドキしながら見ていたんです。
するとワイドショーでその元秘書の方が『猪木議員と統一協会の関係』を語っていたんですね。当時ワイドショーではこう証言していた。『統一協会の幹部がスポーツ平和党に普段から出入りしており、文鮮明の入国について動いてほしいと頼まれたこと、猪木氏は票と金のために受託、『いいよ』って受け入れたものを途中で断念した。結果的に金丸信さんに横取りされた』っていうのを言ってたんですね。このことがずっと気になっていたんですよ。
『なんで金丸信っていう当時の絶大な権力者の前に猪木に相談したんだ』
猪木はそうは言っても参議院議員1回生でしたから。それが謎だったんです。ちなみに文鮮明の入国っていうのはどういうことかと言いますと、旧統一教会創設者の文鮮明氏がですね、1992年に来日したんです。この93年の1年前ですね。
本来は入国が不許可となるところだったんですけども、自民党の金丸信副総裁の便宜で認められていたことが分かったんです。まあ当時からも言われていたんですけど、これ3年前、韓国の外交省が公開した外交文書でやっぱり金丸さんが動いてたと言うんですよ」
この後も、プチ鹿島さんによる「衝撃的な裏話」や、統一教会と政界の接点についての検証や疑問のお話は続きます。気になる方はradikoのタイムフリーでご確認ください。
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