「おまえには歌があるだろう」森口博子が大竹まことの言葉に救われた過去
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、3月18日の放送に森口博子が出演した。1985年にデビューし、歌手をはじめバラエティ番組でも活躍した森口が、レギュラー番組でも共演していた大竹と昔を振り返った。
森口博子「(福岡から東京に出てきた)きっかけはガンダムのオーディションに受かったことです。『機動戦士Zガンダム』の主題歌『水の星へ愛をこめて』で、売野雅勇さんが作詞で、先日お亡くなりになってしまった、アメリカのニール・セダカさんがわざわざ曲を書き下ろしてくださいました」
大竹まこと「すぐに順風満帆だったわけじゃないよね」
森口「堀越学園の卒業間近で、リストラ宣告があったんです。事務所が、九州に帰したほうがいい、と。いやいや、歌いたいのでどんなジャンルでもがんばります、と言ったらバラエティでロバを口説いたり、滝に打たれたり、『パオパオチャンネル』(かつて大竹と共演した番組)の話が来たり。それがしばらく続いて。1985年代デビューで、80年代の終わりにバラエティが助けてくれて。ガンダム、バラエティ、J-POPで森口博子の三本柱です」
大竹「それから40年」
森口「キングレコードさんは暇なアイドルにも毎年レコードをつくってくれていたので。歌う場所がなくても作品は残り続けている。心から感謝です」
大竹「余力もあったんだろうけど、そういうところにもお金をかけたほうがいい、という会社の方針だったんだろうね」
森口「チャンスを皆さん、待っていてくださって。ガンダムでデビューしていますけど、どんな隙間でもいいから、と。いろいろなタイアップをとってきてくれて。上層部から『あの子、もういいよ』と言われている人もいたと思います。大人になると、きっと私の知らないところで戦ってきたんだな、というのがわかるんです」
大竹「森口は歌、うまくてすごかったから。いつかはちゃんと届くものなんだね」
森口「大竹さん、テレビ朝日の食堂で言ってくれたんですよ。カレー食べながら。『考えすぎなんだよ。もっと伸び伸びやれ。おまえには歌があるだろう。おまえの演歌はすごいぞ』と。実際、演歌のコブシを取り入れたアルバムがオリコン週間2位になったんです」
水谷加奈「大竹さんって本人は忘れているけど、昔、何か言って。それを皆が憶えていて。『あのとき言われたんです』という人、多いんですよ」
森口「おまえの演歌はすごい、って。私、アイドルなんですけど、って思うじゃないですか。でもそのコブシが令和に大活躍して。思い出すと泣きそうになります」
大竹「当時、何か歌ったんだよね(都はるみ『好きになった人』)。それがすごかったんだよ。パッパラパーのアイドルかと思ったら、やはりちゃんと持っているものがあるんだ、と」
水谷「ケガは大丈夫ですか?」
森口「そうなんですよ(笑)。去年、この番組でパートナーを担当したとき、足を骨折している段階で。去年5月に骨折してずっと松葉杖と車イスで。やっと立てたのが10月でした。まだリハビリにも通っていますが、去年40周年のコンサートでは立って歌えました。去年は松葉杖を抱えながらの40周年のアルバム(『Your Flower ~歌の花束を~』)のレコーディングで。なんでアニバーサリーがこうなんだろう、と自問自答していました」
大竹「ああ、そうか」
森口「だからこそありがたみや、1回1回を大事にしたい、という気持ちが何百倍と湧いてきて。なまけ病が出てきたときは『あのつらさに比べたら。なんでもやろう』と思いました」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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