ナフサ高騰と政府の動き、令和の米騒動を思わせる

ナフサ高騰と政府の動き、令和の米騒動を思わせる

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ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、5月25日の放送にジャーナリストの二木啓孝が出演した。ナフサの価格高騰、供給の目詰まりが叫ばれる現状を、かつての「令和の米騒動」になぞらえて語った。

長野智子「ナフサについてです。今回のイランのことが始まる前は、ここまでいろいろなものに使われているとは、あまり知っていませんでした」

二木啓孝「このスタジオを見渡しても、ムチャクチャ多いんですね。私が持っているペン、ティッシュペーパーの箱、スマホケース、ペットボトルもそう。こんなにナフサが浸透しているのか、という。食器、自動車部品、タイヤもそう。水道のホース、スーパーで使う食品のトレイも。2、3日前、本の印刷業の社長と雑談していて。『紙代が春で2割上がったけど、もう1つ上がるんだよね』と。背表紙って綴じてあるでしょう」

長野「はい」

二木「背表紙に、のりが貼ってある。のりにナフサを使うんです。ナフサが上がると、皆さんが買う本代が上がりますよ、と。それから私の知り合いが古い家を回収しようと思って、先週頼んだら、『見積もりを出せません』と」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「見積もりも出せない?」

二木「あらゆる建材がナフサベースなわけ。いま見積もりを出しても、つくるとき値段が上がる。いまは出せません、『高くてもいいから』と言っても、どれだけ高くなるかわかりません、と」

長野「うわあ。ナフサはガソリンと違って、補助金も出ていない」

二木「そう。皆さんご存じのとおり、ガソリンにはある。2年前の令和の米騒動を思い出してください」

長野「文脈が似ていますね」

二木「どんどん上がって、コメが足りない、みたいになって。コメが3000~4200円ぐらいまで上がりました。政府は『コメあります』と言う。でもどこかで目詰まりは起こしている、江藤拓農林水産大臣(当時)は買ったことない、と言った。あのとき生産者から農協を通して、農協以外の買取り業者があって、精米供給があって、仲おろしがあって、我々へ。そういう中で、目詰まりがある、と政府が言いました」

長野「はい」

二木「それは目詰まりというのか。今後なくなるでしょう、ということでいうと、仲おろしも少しずつ出荷する量を調整する、というのも当たり前の話で。あの令和の騒動と私はそっくりだと思います。ナフサは同じだと思って聴いてください」

長野「あのときと同じ」

二木「ナフサの場合、政府が言う目詰まりするポイントがいくつかあるのは事実。原油を輸入します、製油所でガソリン、灯油、重油、軽油と分けていく。元売り業者へ行って、卸業者、商社がそれを扱って地域の販売業者がいて、最後に我々、仕事で使う人」

長野「けっこう工程がありますね」

二木「お米は単品です。ナフサの場合はティッシュの箱、プラスチックなど、広がっていく。ここが複雑ではある。ただコメもそうだけど『あります』というのを見せればいい、というわけで。あるいは精製所に行く入口を増やせばいい。製品の場合は上流、中流、下流という。下流は消費者である我々のところ。上流の部分からドーンと水を流せばいいわけです」

放送では政府の動きとナフサについて、さらに解説が続いた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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