木村草太「東大五月祭の爆破予告は言語道断」
東京大学の五月祭に爆破予告があり、1日目が中止となりました。
5月26日の「武田砂鉄ラジオマガジン(文化放送)」では、憲法学者で東京都立大学教授の木村草太がこの問題について語りました。
木村「五月半ばの東京大学の『東大五月祭』で、ある政党の代表を招いた講演会が企画されました。その方の発言について、差別的ではないか、非科学的ではないかとの指摘があり、今回の講演にもそのような発言が出るのではないかと批判をされました。
当日は抗議する学生たちや、その政党の関係者が講演会場に集まったということです。
そうした中で爆破予告があり、五月祭1日目が中止になるという事態となりました。
大学の自治、ヘイトスピーチの禁止、科学的コミュニケーション、表現の自由等、多くの論点が絡み合っていてコメントも錯綜したわけですけれども、ここで私たちが出発点にするべきは、大学祭への爆破予告は何を理由にしようが、爆破予告であるという一点において言語道断ということであります。表現の自由、学問の自由といった自由があるわけですけれど、そうした自由の前提として、私たちには脅迫されない自由というのがあります。この事由が侵害された場合には、脅迫を受けた人の政治信条がどうであれ、とにかく、これを許さないという姿勢を貫く必要があるでしょう。
ヘイトスピーチへの批判というのは当然なされるべきでしょうが、今回の一件については、まず爆破予告は言語道断で許されないという前提を確認してから行うべきです。
番組では、この他にも木村草太がこの問題について語っています。
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