中東情勢 停戦合意した?してない? 「右往左往してます」経済評論家が指摘
5月29日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~8時00分)が放送され、コメンテーターの大阪経済大学理事で経済評論家の岩本沙弓氏と、中東情勢について意見を交わした。

一旦引いて構えておく
寺島「アメリカとイスラエルが対イラン軍事作戦を開始してから28日で3か月となりました。アメリカとイランは4月7日に停戦で合意しましたが、戦闘終結に向けた交渉が続いていて原油輸送の要衝ホルムズ海峡一帯では散発的に攻撃の応酬があるなど、一触即発の緊張状態が継続しています。また、共同通信によりますと、アメリカ政府関係者は28日、アメリカとイランの交渉担当者が停戦を60日間延長し、核問題を協議する覚書の締結に向け暫定合意に達し、トランプ大統領の最終的な承認を待っていると明らかにしました。中東情勢、あれから3か月がたちましたけれども、岩本さん、どうご覧になってますか?」
岩本「何が事実で何が事実じゃないのかとかがすごくわかりにくいっていうのもありますし、そもそも私たち、イランのことについて、あまり知識がない。情報もない。という中で断片的に伝わってくる情報を元に、合意したんじゃないか、合意してないんじゃないかみたいなところで右往左往してますので、そこはちょっと一旦引いてですね、そもそも情報はなかなか伝わってこないんだっていうぐらいに構えておくのがいいのかなと。(核問題を協議する覚書締結で合意に達したと伝えたアメリカのニュースサイト)アクシオスは、アメリカの中でも新興のニュースソースなんですよね。このニュースソースがしっかりしてるかっていうと、例えばついこの間も「イランとアメリカが停戦合意間近」とかっていう話がブワーッと流れて、あれってアクシオス発だったんですね。それを大手のロイターとかが拡散したっていう状況で。もともと、アクシオスって、何をもとに誰のことを言ってるのかっていうと、全部匿名記事なんですよ。ということは誰が言ったかもわからない、本当かどうかもわからない。そのニュースをもとに、例えば株価がブワーッて上がる。でも結局そうじゃなかったんだよっていうことで、元に戻るっていうことの繰り返しなので、ここはちょっと、ニュースソースが本当に信頼できるものなのかっていうのを、しっかり確かめる必要があるかなと思っています」
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