【お天気気象転結】台風6号と新しい防災気象情報
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼6月5日配信号 担当
鈴木純子
大型の台風6号が3日未明に和歌山県南部に上陸し、太平洋側の広い範囲で非常に激しい雨となりました。
気象庁は一時和歌山県南部を流れる古座川にレベル5氾濫特別警報を出しました。気象庁の新しい防災気象情報が5月に開始して以来、特別警報の発表は初。台風の上陸が6月に記録されたのは14年ぶり、2012年以来です。古座川では越水による氾濫を確認。古座川町などに「緊急安全確保」を発表しました。24時間降水量は、三重県尾鷲市で500ミリを超え、徳島県上勝町、高知県四万十町などで400ミリを超えています。
東京都内の川には、レベル4氾濫危険警報が発表されました。神田川、目黒川、善福寺川、野川・仙川です。川の水位は国土交通省の川の防災情報で確認できます。普段から近くの川をチェックできるようにしておきましょう。
また近くの川が、河川氾濫の警報で情報が出る大きな川なのか、それとも大雨警報で情報が出る中小の川なのかを認識しておいてください。
今回、関東にはレベル4土砂災害危険警報、レベル4大雨危険警報が発表されました。
レベル4は、危険な場所にいる人は全員避難が必要です。避難、と言っても必ず避難所に行かなければならないわけではなく、安全が確保されるようなら、自宅で、崖から離れた二階以上の部屋など垂直避難でも良いのです。
避難情報が出たら、自分は、家族はどんな行動を取れば良いのか確認しておきましょう。

△6月2日「長野智子アップデート」小塚かおるさんと
5月28日ヘラルボニーアートプライズ2026Exhibitionの内覧会に行ってきました。長野智子さんとともに。
ヘラルボニーは、障害のあるアーティストのアートを起点に新たな価値や文化の創造を目指す企業です。そのヘラルボニーが、世界中の障害のあるアーティストたちの才能を発表する場を提供し、称える場として3年前から開催しているのが、「ヘラルボニー・アート・プライズ」今回も素晴らしい才能が見出されました。グランプリを受賞したのは、オランダのカー・ハン・ムイさんの作品

△カー・ハン・ムイさんとお姉さま
会場の三井住友銀行東館1階アース・ガーデンには、グランプリ作品をはじめ企業賞、審査員特別賞など62作品を展示しています。6月27日(土)まで入場無料で見ることができます。

△ヘラルボニーを起業した松田崇弥さん文登さん
内覧会では、ヘラルボニーの創業者である双子の兄弟、松田崇弥さん、文登さんの挨拶もありました。二人には重度の自閉症である翔太さんというお兄さんがいます。お兄さんのことを周りが「可哀想」そして二人には「お兄さんの分まで頑張れ」ということに違和感をもってきたのだそうです。それが創業のきっかけでもありました。
今や世界に大きく翼を広げているヘラルボニー。その世界を体感できるまたとない機会。その魅力を紹介するべく6月9日(火)「長野智子アップデート」「4時のアップデート」で取り上げますので、是非お聴きになってみてください。

△会場でお会いできた作家の斧原由季さん
なんて優しい作風だろう。と立ち止まったら、作者の方に声をかけていただきました。斧原由季さん。立体の部分はたこ糸で編んで制作されているんだそうですよ。
気象予報士 鈴木純子。
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