【水谷加奈の劇場型恋愛体質】猫ってなんにでも参加したがる

【水谷加奈の劇場型恋愛体質】猫ってなんにでも参加したがる

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。

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―6月12日(金)配信分―

某新作映画の試写をオンラインで観た後、映画会社に感想を送りました。
「◎◎と●●、2人の名優の演技が素晴らしい。▽★〇✕という状況がリアルでぞっとした」
すると、先方から返信がありました。
「御視聴ありがとうございました!◎◎と●●、2人の名優はすばらしいですね。▽★〇✕という状況もリアルでしたね。では引き続きどうぞよろしくお願いいたします」
これを読んで、あれ?と感じたのです。もしかしてAIの文章?だって私が送った文章をなぞっているだけです。
そりゃ、何十人?何百人?から感想が来たら、いちいち返信するのは大変。かといって返信しないのも申し訳ない。
だったらAIにササっと文章を作成してもらったら楽ちんというのはよーくわかります。便利な世の中になりました。でもなんとなく味気ない違和感が残るのも否めません。
いや、仮に御本人(人間)が考えた文章だとしてもAIがつくる最近の文章(可もなく不可もなくとりあえず相手に寄り添う) に毒されているような…?

先日、エアコン工事の男性が来た時、うちの猫が彼の足元をうろうろしたり匂いを嗅いだりしていました。その姿を見て、
「ははは、猫ってなんにでも参加したがりますよね~」
とニコニコしながらおっしゃったのです。この「猫ってなんにでも参加したがる」という表現。愛情と優しさを感じました。
「猫って野次馬だよね」「猫ってなんにでも興味持つよね」
とはよく言いますが、「参加したがる」というのは。なんかこう人間も猫も同等な立ち位置から発せられる言葉だと思うのです。

AIにはまだまだこういう感覚はないんじゃないか?
人間が発する愛のある言葉をせいぜい学習しておくれ。

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