テクノロジー投資は、世界に何をもたらすのか?

テクノロジー投資は、世界に何をもたらすのか?

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが色々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2026年7月27日、8月3日の浜松町Innovation Culture Cafeでは、『テクノロジー投資は、世界に何をもたらすのか?』をテーマに、お客様にCarbide Venturesゼネラル・パートナーの芳川裕誠さんと株式会社HAKKI GROUP代表取締役の小林嶺司さんをお迎えしました。

最初は、お二人のこれまでのお話から…

入山:芳川さん、よくこんな番組に来てもらいましたね!皆さん、この方、すごい人ですからね、マジで。

田ヶ原:マスターとは、いつ頃からお知り合いなんですか?

芳川:一度ランチしましたよね。10年行かないぐらい前ですかね。

入山:芳川さんをご紹介すると、シリコンバレーで、最も成功した日本人起業家ですよね。テレビ CM もやってますけど、IT・AIの会社でそこをシリコンバレーで創業されて…「日本人が」ですよ!?それで「うん千億円」みたいな金額でソフトバンクの孫さんが持っている「アーム」に売却したっていうことをなさった。そんな方が、おそらく日本人で吉川さんだけなので、本当にすごいんです。その方が文化放送のスタジオにいるのに驚いています。

芳川:入山さんに声をかけていただければどこでも行きます(笑)

入山:これに加えてCarbide Venturesっていうところのベンチャーキャピタルですよね。そのトップも始められたということで、改めてここまでの経歴を教えてください。

芳川:私は、生まれも育ちも日本でして、新卒ではレッドハットで、セールスエンジニアの仕事をして、その後三井物産のベンチャーキャピタル事業、そこに移ってそこの三井の転勤で2011年にシリコンバレーに行きました。それで2年持たず脱サラしまして、トレジャーデータを2011年に作って、先ほど入山さんに紹介いただいた通り、2018年に一旦売却して、アームの中でしばらくいたんですけれども、お役御免になりました。

入山:半導体大手のアームっていう会社、あそこに6億ドルだからぶっちゃけ1000億円で売却…

芳川:晴れて2021年にCarbide VenturesというVCファンドを作ってアメリカは7割日本に3割それぞれの、両国のイノベーターに投資をしています。

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一方、HAKKIの小林さんはというと…

入山:まず小林さんに伺いますが、今このHAKKI GROUPで「信用スコア」を使って事業をされてるということなんですが、改めてこの「信用スコア」ってどういうものなんでしょうか?

小林:これは大衆に届けるものではなくて、ドライバー顧客となる方々に対するスクリーニングや審査プロセスに使うものでして。

入山:つまりお金を貸せるかとかローン組めるかというシーンを測るってことですね。

小林:そうです。我々8年前に立ち上がった企業なんですけども、その時は無担保マイクロファイナンスというので、やっていてマイクロファイナンスとして1000円から1万円くらいの少額を貸し出して、そのリターンを得ていました。当時やっていたのが大体20業種ぐらいで、医薬品の業界の方であるとか、ママンボカという野菜を売る方々なんですけれども、その当時、信用もどうやって測っていくかという時に、彼らが「3000円稼ぎました」という時にこれを評価する軸がない。日本人かしたら「ママンボカってなんだ?」となりますし、どれぐらいだと稼ぎは良いのか、悪いのかっていうのを考えたのが、その基準を図るのが信用スコアです。

入山:なるほど。

小林:我々スタートアップとして、最初は1億とか2億から始まって、「それを最大化させるためには何が良いだろう」と思った時に1個の業種に絞ることだったんです。そうすると解像度が上がって、コンサルティングサービスなんかもできるようになっていく。今のタクシードライバーの方々にも、「このエリアに行くと、空港に着陸する飛行機があって、ここのお客さんを拾えますよ」みたいなものをやっていく。そうしたコンサルティングを付帯していく。それによって我々が大体、「このどれぐらい稼げるのがいいか?」っていうのは言えるんです。ケニアで月に9万5千シリング、日本円で10数万円を稼げる方というのが1個のしきい値になってます。「13万シリング稼げるんであれば良い顧客」これが6万ぐらいになってくると稼げてない人。その6万円の方々に対してはコンサルティングサービスに回すようになっています。

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本日のお客様
芳川裕誠さん
オープンソースソフトウエアを手掛けるレッドハットの日本法人にを経て、その後、三井物産のベンチャーキャピタルファンドに加わり渡米。さらに、シリコンバレーにてソフトウェア開発企業・トレジャーデータを立ち上げ、その7年後に、半導体大手・イギリスのアームにおよそ6億ドルで売却。2021年には、アメリカと日本のイノベーションを結びつけることを目的としたベンチャーキャピタル企業・Carbide Venturesを設立。

小林嶺司さん
大学在学中にEC事業で起業し黒字化したのちに売却。さらにシェアハウス事業を起業され、3年で湘南・鎌倉地域でNo.1に。2017年に、再び起業すべく単身でアフリカへ渡り、バングラデシュのグラミン銀行総裁らが主催するピッチイベントで優勝。現在は、アフリカを中心に、独自の信用スコアの発行と、中古車ファイナンス事業を展開。

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