11月28日総選挙説…伊藤惇夫氏が菅政権に都合が良い理由を解説〜7月29日「くにまるジャパン極」

11月28日総選挙説…伊藤惇夫氏が菅政権に都合が良い理由を解説〜7月29日「くにまるジャパン極」

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今年の秋まで行われる総選挙。その時期は具体的にいつになるのか?7月29日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で政治アナリストの伊藤惇夫氏は“11月28日に投開票が行われる可能性は高い”と予測した。また、この日に総選挙を行うことは、菅政権にとっても都合が良いという。一体、なぜなのか?

「実は最近、面白い怪文書が舞い込んできまして・・・」伊藤惇夫氏は、こう言って最近入手した怪文書の内容について話し始めた。

伊藤氏「タイトルが”令和3年自民党総裁選衆議院選挙想定”。誰が作ったものだかわかりません。自民党内の誰かか?その周辺の誰かか?マスコミ関係者か?が作ったものだと思われます。」

そこにはどんなことが書かれていたのか?というと…

伊藤氏「自民党の総裁選が予定通り行われるということを前提に、菅総裁が再選された場合と新しい人が総裁になった場合の2つのパターンのスケジュールが書かれています。いずれにしても、共通しているのは総選挙の日程です。11月16日に公示され、11月28日に総選挙の投開票が行われるということ。実は総選挙の時期を最も後ろに持って行った場合、11月28日になるんです。これ以降には伸ばせないんです。」

怪文書に書かれた11月28日の総選挙の投開票、伊藤氏はこの可能性は非常に高いと話す。一体、なぜそう思うのか?

伊藤氏「菅首相の切り札としているワクチン。”7月中にはすべての高齢者で2回目接種できる、すべての人口の半分まで1回目の接種ができるようにしたい”と菅首相はおっしゃっていましたけど、先日、西村大臣は”50%?いや30%~40%ですね”みたいなことをおっしゃっていました。今、ワクチンの接種状況は混乱してます。選挙の時期が遅ければ遅いほどワクチンの普及は高まります。そうすると国民の皆さんの安心感は高まります。」

さらにもう1つ理由があるという。

伊藤氏「任期満了になると国民に対して、説得力ある説明ができるんです。コロナの収束に政府は全力で取り組んでます。だから途中で解散せず、任期が来ちゃったからしょうがないから選挙ですよね、と。」

そして、伊藤惇夫氏は11月28日の総選挙となった場合、自民党の議席数はどうなるのか?予測した。

伊藤氏「(選挙が遅くなれば)政権にとっては負け数を少なく抑える可能性は高い。自民党の中で選挙に詳しい人と話していると、30議席は減るだろうと見ている人もいます。しかし、私は、野党がしっかり選挙態勢を組んだら50議席くらい減るのでは?と見ています。」

最後に伊藤氏はこのように話を締めくくった。

伊藤氏「いずれにしても11月までには選挙がある。そういう状況で果たして無事、いやよろめきながらもゴールにたどり着けるかどうか?それによっては今後の政局は大きく変わるかもしれません。」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。伊藤惇夫氏はコメンテーターとして毎週木曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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