格闘技系競技で女子選手大活躍 「プロレスファン」も熱視線？ ～8月5日「おはよう寺ちゃん」

藤井聡「レスリング選手、ぜひプロレスの世界へ進んで」

レスリング女子・62kg級の川井友香子選手が、金メダルを獲得した。前回のリオデジャネイロオリンピックで、57kg級の金メダルを獲得した姉・川井梨紗子選手も、決勝進出を決めている。決勝は今日（8月5日）夜。2大会連続の金メダル獲得が、期待されている。

女子格闘技系競技のメダルラッシュは続く。ボクシング女子フライ級の準決勝で並木月海選手は敗れたが、3位決定戦がないことで銅メダルを獲得。さらに、ボクシング女子フェザー級の入江聖奈選手は、日本のボクシング女子に初めての金メダルをもたらした。

「格闘系の競技で日本女子がんばっていますよね」と寺島アナ。藤井氏は、「ボクシングで（日本人初となる）メダルが取れたのは、うれしいですよね」と所感を伝えた。また、女子レスリングの川井姉妹の活躍に、藤井氏は「我々プロレスファンからすると、そういう（レスリング＝アマチュアレスリングの競技者）人口が増えると、女子プロレスのレベルも上がってきますからね。ぜひプロの世界へ進んでほしい」と気持ちを伝える。

レスリング選手がプロレス選手へ転向することは多い。そこで、寺島アナが「レスリングとプロレスって、全くの別物ですか」と質問すると、藤井氏は「全然、関係ないですよね」と笑いながら一度は答えるも、「そんなこと、言っちゃいけません（笑）。基礎は関係しますから。（レスリングでの基礎があってこそ、プロレスでも）いい動きをしますよ」とその魅力に言及した。

ここで寺島アナは、以前番組で一緒になったことがあるジャガー横田氏が「プロレスは技を受けてなんぼのもの」という発言をしていたと紹介。「これは私も素人なりにですね、そういうものなんだなと」と納得したという。これを受けて、藤井氏は「そうですよ」とシブく述べ、熱く、詳しく語り出す。

「プロレスでは、最初は受け身から、しっかり練習していきますからね、みなさん。待ってあげないといけないんです、トップロープから飛ぶ時に2秒くらいじーっと、ね。（プロレスは）八百長とか言う人いますけど、そういうルールなんです。ロープに振られたら、走るんです。返ってきたら、受けるんです。十六文（キック）に突進して、顔当てるんです。そういうルールなんです」（藤井氏）

「プロの世界ですからね。それを味わうのが楽しみ、醍醐味ですね」（寺島アナ）

＜参考ニュース＞
東京五輪第１３日の４日、レスリング女子６２キロ級決勝で、川井友香子（２３）がキルギスの選手を破り、金メダルを獲得した。５７キロ級の姉、川井梨紗子（２６）も４日の準決勝で勝利し、５日の決勝に臨む。姉の梨紗子は前回リオデジャネイロ五輪の６３キロ級で優勝しており、夏季競技で日本勢初の姉妹金メダリストとなった。石川県出身の川井友香子は、世界選手権で２０１８年に２位、１９年は３位に入った。今大会は１回戦と２回戦を快勝し、準決勝はユセイン（ブルガリア）を３―２で下した。決勝では１９年世界選手権優勝のティニベコワ（キルギス）を破り、五輪初出場で頂点に立った。
（共同通信ニュースより）

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