菅首相はなぜコロナに楽観的なのか?…プチ鹿島氏「側近は都合の良いデータしか出さない」〜8月27日「くにまるジャパン極」

菅首相はなぜコロナに楽観的なのか?…プチ鹿島氏「側近は都合の良いデータしか出さない」〜8月27日「くにまるジャパン極」

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新型コロナウイルスの感染が拡大するも、菅首相は楽観的ともいえる発言を繰り返している。一体、なぜ菅首相は楽観的なのか?8月27日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で時事芸人のプチ鹿島​氏は、その理由を分析した。


 

プチ鹿島氏が見つけたのが、朝日新聞8月20日の日本近現代史研究で知られる加藤陽子東京大学教授の対談記事。ここに菅氏が楽観視するヒントがあるという。

鹿島氏「加藤教授はこんなことを言ってます。歴史をひも解いて先の戦争で、為政者に正確な情報を挙がらなかったという例を出して、恐らく“コロナ敗戦”も、都合のいいことしか聞かなくなった為政者のもとに、叱られてもよいから本当に正確なデータを上げる人がいないということなのでしょう。と」

これについて、加藤教授の見立てでなく具体例もあったという。

鹿島氏「7月31日の朝日新聞に報じられているのですが、首相に楽観的なシナリオが集まる理由について首相周辺のコメントが載っていたんです。“首相がそういうデータを出せというからそうなる”と。つまり、感染者は2000人以下で収まるというデータをよこせと言われたらそういうデータしか首相側近は出さないんです。」

では、なぜ都合のよいデータしか出さないのか?

鹿島氏「やっぱり首相が官僚の人事権を握っていること。菅首相は説明しないことで忖度させるという権力を新たに作った。つまり、官僚としては人事がかかっているから下手にアドバイスすると怒られるならまだしも飛ばされてしまう。だから首相が見たいデータしか挙げないんです。」

都合の良いデータしか見ない菅氏について、鹿島氏はこうコメントする。

鹿島氏「都合の良いデータしか見ないというのが、一政治家のエピソードだとしたら、あの政治家はなかなかやばいよねということになる。一国のリーダーがそういう振る舞いをしているということは国難ですよね。ギョッとする。」

このように、菅首相の振る舞いを問題視した。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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