笠井信輔さん「今回の『007』は“重すぎる…”」〜10月25日「くにまるジャパン極」

笠井信輔さん「今回の『007』は“重すぎる…”」〜10月25日「くにまるジャパン極」

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年間130~150本の新作映画を観るフリーアナウンサー・笠井信輔さんの恒例企画「これ観ないでどうするの?」。10月25日「くにまるジャパン極(文化放送)」で現在公開中の超大作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」について独自の意見を繰り広げた。

笠井氏「今回の『007』はダニエル・クレイグの最終作品。15年間ジェームズ・ボンドを演じてきましたが遂にこれで終わります。若い人たちやダニエル・クレイグから入ったファンの中では評価が高いんですが… 全てのシリーズのファンの私としては意見があるんです」

どんな意見なのか?
笠井氏「前半のアクションの畳みかけは素晴らしい。 “クレイグ・ボンド”は非常に人間性を重視しているシリーズで『自分自身を見つめ直す』『過去を捉え直す』といったことがテーマなんです。ジェームズ・ボンドが抱えている“今”というものに衝撃的な事実が出てきて人間味溢れるリアルなスパイものとして迫力はありました。しかも5作で1つの物語になっているのはシリーズ上初めてで壮大なスパイ絵巻になっているんです」

…と、高い評価をするものの…
笠井氏「でも…重すぎる」

ここから笠井さんの独自の「007」観を展開。

笠井氏「やっぱりジェームズ・ボンドっていうのは【軽さ】と【色気】と【茶目っ気】。楽しさ満載が『007』の魅力だと思っているんです。歴代の中ではロジャー・ムーアが好きなんですよ。特に10作目の『私が愛したスパイ』が大好き。荒唐無稽なアクションやオモチャみたいな最新兵器でワチャワチャやってるジェームズ・ボンドが好きなんです」

さらに次回作「007」への期待として…
笠井氏「往年のファンとしては『次のシリーズからは力を抜いて明るくいかない?』っていうのが希望です。荒唐無稽なアクションが次のシリーズで戻ってくるといいなぁ」

また、『007』以外のオススメ作品として…
『東京国際映画祭での注目の作品』『去年亡くなった映画監督を追悼するドキュメンタリー作品』の見どころについて熱く語ってくれました。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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