全米で各賞総なめのミュージカルが映画化〜11月15日「くにまるジャパン極」

全米で各賞総なめのミュージカルが映画化〜11月15日「くにまるジャパン極」

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毎月恒例の企画、笠井信輔氏の最新エンタメ情報。11月15日「くにまるジャパン極(文化放送)」では、ミュージカルや演劇などの舞台を映画化した最新の作品3本について熱く語った。

笠井氏「ブロードウェーミュージカルで『ディア・エバン・ハンセン』っていうのがあるんですよ。これは【トニー賞】【エミー賞】【グラミー賞】みんな獲ってるアメリカで大ヒットしたミュージカル」

■ストーリーは?
笠井氏「どういうミュージカルかっていうと、主人公の男の子は【社交不安症】。内にこもっていて人とコミュニケーションがとれない男の子。静かにオドオドしながら学校に通っているんですけど、ある日、同じ学校で凄く嫌われている男の子が自殺しちゃうんですよ。そのご両親が『うちの子には誰も友達がいなかった』って嘆いている時、主人公の男の子がやさしい気持ちで『ボクは親友でした』ってウソをついちゃう。そしたら、その言葉から色んなことが起きて社会現象的にSNSで広がってしまう。そして、その広がりが思わぬところでひっくり返ってしまう…こんな映画なんですよ」

■作品中の歌は?
笠井氏「歌は主人公のベン・プラットっていう俳優が歌っているんですけど、作品自体が不安を抱えていたり、孤立している人たちの物語なんで元気のいい曲は一曲くらい。あとは全てが心に秘めている思い、つぶやき、告白ばかりのナンバーが並んでいて、どれも涙が出ちゃう」

■主人公のベン・プラットとは?
笠井氏「ポイントは、このベン・プラットっていう人。日本人で知っている人は殆どいない。ウィキペディアでも項目がないくらい!」
野村邦丸アナ「えー、そうなんだ!!!」

笠井氏「でもアメリカでは有名なの。舞台俳優としてとても優秀な人で監督さんは『この作品の映画化の主な目的はベン・プラットの芝居を映像にして永久不滅化すること』って言ってるくらいなんです」
野村アナ「ベン・プラットありきなんだ!」

■野村アナからの質問
野村アナ「どうしても舞台俳優って映画のサイズになる時に窮屈そうにすることがあるじゃないですか?逆に映画俳優が舞台に出る時は『もうちょっと大きく芝居しましょう』って言われたりするじゃないですか?その辺はどうでしたか?」
笠井アナ「それがピッタリなの。もともと内にこもっている男の子が主人公で、大きな芝居をしないミュージカルだから」
野村アナ「あ~、そうか!」

野村アナ「いつから公開ですか?」
笠井アナ「11月26日 金曜日です」

この他、笠井氏が紹介した映画2本は…
■人気劇団「イキウメ」の舞台を映画化した「聖地X」 11月19日(金)から公開
■スピルバーグ監督がリメイクした珠玉の名作「ウエストサイドストーリー」 12月10日(金)から公開

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