かわのをとやが優勝を逃したマリーンズへの愛を熱く熱く語った！ ～10月28日「くにまるジャパン極」

28日の「くにまるジャパン極」は、野村邦丸アナのピンチヒッターとして、文化放送ライオンズナイターを担当する土井悠平アナウンサーが登板！いつもは球場で電話でやりとりをしているという、かわのさんを出迎えた。

土井アナ「いや～、をとやさんとスタジオで喋るというのが、なんか新鮮な感じがします」

かわのさん「てゆーか、この番組でスタジオで喋らせていただくのいつぶりかな～って思い返してみたら、2010年の11月8日以来でした。何かっていうと、2010年の11月7日の日曜日が、マリーンズがあの下克上と言われた日本シリーズを制して優勝した、翌日の朝の放送。僕はナゴヤドームで優勝を見届けたんですが、延長12回に勝って、セレモニーがあった後に、決勝3塁打を打った岡田幸文選手がファンの前で歓喜のバク宙を決めてさらに盛り上がって、そこから成瀬投手や井口選手（現監督）のインタビュー取るのが夜中の2時半で、6時半ぐらいの新幹線で東京に戻ってきて、それで喋ったんです」

土井アナ「で、まあ11年ぶりのスタジオ出演となりましたが……昨日の今日ですね」

かわのさん「そうなんですよ！昨日ねえ、負けちゃうか！っていう。『持ってないなぁ～』ですよ、登場するタイミングが」

土井アナ「番組スタッフの予想では、いい感じだしまだわからないんじゃないかと」

かわのさん「そうそうそう！しかもね、23日の土曜日は佐々木朗希投手が先発して、荻野貴司選手がサヨナラヒットを打って、負けられない戦いの最後の5つ勝てばってところの1試合をもぎ取った。次の日は日本ハムを相手に3-0で9回勝ってて、満を持して守護神益田投手登場。ところが、連打を浴びて2点取られて、なおも2アウト2、3塁。1本ヒットを打たれたら優勝が遠のくかも知れないってところを何とか抑えて、やっとあと3つだって言ったら、月曜日ホークスに15点も取られて、昨日の楽天戦も小島投手が頑張ってたんですけど、8回に1点取られて……悔しかったぁ～！」

土井アナ「そもそも、大分県出身のかわのさんがマリーンズファンになったきっかけは？」

かわのさん「有楽町のラジオ局の、クリスマスの大きいイベントがいつもあるんですけど、それのゲストで川崎のデパートに行ったんですよ。そこに（当時川崎球場を本拠地にしていた）ロッテの選手たちも一緒に参加されてて、ロッテの選手とランバダを踊ったような気がするんですけど、その時に僕は高校まで野球やってたんで、『今度自主トレ遊びに行っていいですか？』って言ったら『ああ、いいよいいよ～』って。で、そこから遊びに行くようになって、試合も見に行くようになったら、当時の川崎球場というのが無法地帯で。東京ドームが出来たばっかりで、その時のギャップたるや！何というか度肝を抜かれて」

土井アナ「今シーズン、終盤までもつれましたけど、マリーンズの戦いぶりっていうのは？」

かわのさん「実は振り返ると今シーズンは開幕5連敗で始まったんですよ。それがどんどん勝ち進んでなんと4月は貯金1で終わったんですね。それで、オリンピックの中断とかありましたけど、貯金が最大貯金15ぐらいになって首位になって、9月5日に51年ぶりのマジックが出た。そのマジックが『26』で、その数字がマリーンズのファンの背番号なんですよ。こんな美しい話は無いなって嬉しくなって、僕、家から川崎球場まで走っちゃったっていう（笑）。なんか川崎球場が懐かしくて見に行きたくなって、12キロあるんだけど走って」

土井アナ「そこまで聞くと優勝したかったですねえ」

かわのさん「したかったですねえ」

28日のスポーツ新聞では井口監督の続投が報じられた。「下克上」という言葉が嫌いだという井口監督のもと、クライマックスシリーズでのマリーンズの奮起を期待するかわのさん。はたして、一体どのチームが日本一の栄光を勝ち取るのか、プロ野球の熱気はまだまだ冷めそうにない！

「くにまるジャパン極」は平日朝９～１３時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。