湯川れい子「ある種の音楽革命」戦後初の女性音楽評論家がプレスリーに感じた景色とは〜1月19日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

湯川れい子「ある種の音楽革命」戦後初の女性音楽評論家がプレスリーに感じた景色とは〜1月19日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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119日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、大竹メインディッシュに戦後女性初の音楽評論家の湯川れい子氏がゲスト出演し、エルヴィス・プレスリーとの音楽的な出会いについて語った。

戦争を経験し、従軍してフィリピンで戦死した兄や特攻隊の後、自衛隊に入隊した兄を持つという湯川。戦死した湯川の兄は、ハイソでフランス映画や洋楽にも精通していたという。そんな兄の戦死した村に湯川が赴いたのは、伝説のウッドストックが開催された1969年の翌年ごろ。そんな湯川は親交の深かったエルヴィス・プレスリーについてこう語る。

「色々音楽の世界も、ロックで革命が起こせるみたいな時代。エルヴィス・プレスリーとかそんな軟弱な音楽聴いてなんだとか日本では言われた時期。特にプレスリーに私がハマったのは、モダンジャズの走りのビーバップが流行り出して3年くらい経ったころ。初めてプレスリーを聞いた時、「ハートブレイク・ホテル」の後ろにワッとアメリカ南部が広がって、あぁ、背景は同じアメリカ南部なんだ。黒人たちの奴隷音楽と同じなんだと感じた。ビートルズが出てくる前に、エルヴィス・プレスリーが起こした大きなある種の音楽革命をその時体験した。それから6年くらいしてビートルズが出てくる。日本の場合は、ビートルズがその役割を担う青春革命というかロック革命。そんな、時代背景を知りながら、ロックをプレスリーを聴いてきた」

プレスリーとその後、実際に3回会ったという湯川。プレスリーには結婚を見届けてもらったこともあるという。そんな湯川の著書「時代のカナリア今こそ女性たちに伝えたい!」は集英社より発売中だ。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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