橋本大二郎「後期高齢者でもまだ52歳?の大二郎さんが今日も世相を語る!」~1月20日「くにまるジャパン極」

橋本大二郎「後期高齢者でもまだ52歳?の大二郎さんが今日も世相を語る!」~1月20日「くにまるジャパン極」

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『私にNGはございません』でおなじみのご意見番・橋本大二郎さんが、1月20日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、後期高齢者の仲間入りをしたことを皮切りに、橋本家のお正月のことや、拡大中のコロナウィルスについて、そして天皇家の皇位継承をめぐる議論についてのお話を、忖度無しで語った。

野村邦丸アナ「いつもお元気で若々しい大二郎さん、1月12日に後期高齢者(75歳)の仲間入りを果たされたんですが、大二郎さんはこの時を待っていたと。何故ですか?」

橋本氏「そうですね、待ちに待ってた。何でかと言うと、私、60歳・還暦になった時に、子供の頃還暦と言うと60になれば相当なお爺さんだろうなと思ったんだけど、実際なってみたら全然若いと。だから昔の還暦とは全然違うんじゃないかと。その時以来『人生七掛け論』と言って、60ならば60×0.7で42歳、70ならば49歳。だから75歳なら52.5。これね、さっきスマホで計算したんですが、間違えるといけないから(笑)。52.5ぐらいになるんだろうなと思って、その時の感覚を楽しみたいと思ってたんです。大体まあそんな感じですね?まだ、病気も特にないし、足腰も大丈夫だし」

続いて、19日に初めて感染者が4万人を越え、先が見通せない状況になっているコロナウィルスの状況について。

橋本「僕はすべてにおいて、あまりにも非科学的なんじゃないかと。これまでこういう現象が起きて何か月も経っているんですから、その中で集めたデータで、こういうような因果関係があるからってことを何か言って欲しいなって。今度も分科会の尾身会長が『もうステイホームなんて意味が無い、やる必要が無い』と。これを聞いて何だろうな?と思うし、『これからは、人流ではなくて人数だ』と。何となくイメージで、キャッチコピー的におっしゃってる感じがして、そこにどういう科学的な根拠があるのかと言うことがまったくわからないんですよ」

などと、政府の対応や、識者たちの発言などについて不満を述べた。

邦丸「それから、皇位継承のお話です。皇位継承を巡る議論というのはずーっとやっていて、最終的には『静かな環境で、あまり色んな事に左右されずにじっくり議論しましょうね』ってことですが、未だによくわからないことがあって、これは皇室取材が長い大二郎さんに聞きたいと思っていたんですが、何でそんなに問題になるんですか?」

橋本「それは過去、歴代の天皇が、全部その天皇の父親を辿って行けば天皇にぶつかると。それを『男系』と言うわけですね。女性の天皇も五人居られるわけですが、皆さんお父さんが天皇に繋がっていくということで、ある意味ピンチヒッターと言うか、リリーフとして女性が出てきているのであって、縦筋はずーっと男性で繋がって来ているんだと言うことから、その歴史を守らなければ天皇制を続ける意味が無いという方々がいらっしゃると言うことがひとつの大きな原因ですね。で、その方々が政治的にある程度強い勢力を持たれているため、政府としても無視できないということです」

今の皇室典範では、男系男子が繋いでいかなきゃいけないことになるが……

橋本「現状から言えば次は秋篠宮様、その次はその長男の悠仁様、そこまでは居られるわけですが、失礼な言い方ですが悠仁様の後はまったく目途が立たない。だから皇位の継承を安定的にするために、上皇様の退位を認めた特別法が可決された時に、議会が付帯決議を付けて、安定的な皇位継承についてきちんと議論して報告しなさいと言ったのですが、その結論が『今、悠仁様の次の皇位について議論するのは時期尚早である』と。そういう風に言ってるわけです。そもそも、その時期尚早のうちに議論を始めてくださいねと言っているわけですから、それを時期尚早で済ましたんでは、なんじゃらほいと言う話になっているんです」

大二郎さんは前回に引き続き、この問題の当事者に成り得る可能性がある天皇皇后両陛下の長女・愛子様の人権や意志について触れ、

橋本「愛子様がどうするかと言うとご本人がもう二十歳ですから、考えていらっしゃると思うんです。『こうしたい』と言うことを。それがそのまま実現できるかと言うと、なかなか難しいだろうなと。そう思うと一人の人間としてね、それでいいのかと。天皇家を背負わして、それが国民統合の象徴だと言って崇めてるのはいいけども、色んな役割を担って貰っている限りは、それを担わせている私たちも考えないといけないですよね」

最後に、過去最低の34.3%という視聴率だった昨年末の「NHK紅白歌合戦」について。

橋本「僕は、紅白に限っては若い世代を取り込みたいと。そのひとつの実験的なコンテンツとして紅白を使って来たという経過があったんで、NHKとしてはがっかりもしないし、当然の結果では無いかと。僕も10年程前に、当時90ぐらいの妻の母と3人で紅白を観ていた時に、AKB48やEXILEが出て来てですね、その後ソロの歌手が出てきたんですね。その時にお婆ちゃんが『ああ、これで団体戦は終わりですか(一同爆笑)、これからいよいよ個人戦ですね』と。何かにぎやかなお囃子で集団演舞が行われている、そういうのが終わってこれから歌が始まるんだというイメージで捉えるから、まあお爺ちゃんお婆ちゃんはついていかないだろうなと言うことが十数年続いてきて、NHKとしては若い層をどうやって取り込めるかと言うことをやってきた結果が、この視聴率となっているので、決して困ったことじゃないんだろうと思うんですよ」

と、大二郎さんは今回も前向きに、思いやりたっぷりに世相を語ってくれた。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。伊藤惇夫氏はコメンテーターとして毎週木曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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