橋本大二郎「高知県知事時代、石原慎太郎氏を叱ろうとした事実とは!?」

橋本大二郎「高知県知事時代、石原慎太郎氏を叱ろうとした事実とは!?」

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『私にNGはございません』でおなじみのご意見番・橋本大二郎さんが、2月24日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)に出演。北京オリンピックのお話や2月1日に亡くなった石原慎太郎さんのお話、ウクライナ情勢や皇室の最新ニュースについて語った。

野村邦丸アナ「元東京都都知事で作家の石原慎太郎さんが今月旅立たれました。ちょうど石原さんが都知事を務めていた時期は、大二郎さんは高知県知事で少し重なってますよね。お付き合いはどうだったんですか?」

橋本氏「お付き合いは、さして無いです。僕がインタビュアーでインタビューしたこととか、ゆっくりお話をしたのは2回ぐらいなんですよ。あとは知事会で会った時にというぐらいですが、石原さん偉いから、知事会にもほとんど出て来ない。副知事が代わりに出て来て。ある時ね、総理官邸で開かれた知事会で、他の知事が色々話をしている時にペチャクチャペチャクチャ話をしている人がいるんで、うるせぇな! と思ったら石原さんが隣の知事とおしゃべりをしているんです。だから『人が話をしている時にもう少し静かにしなさい!わきまえなさいよ』と一声かけようかと思った。だけど、それを言う勇気はなく。だから何ていうの? 傍若無人というか、あまり周りの事を気にせずに自分を押し出していくという力が凄かったですね」

邦丸「東京都知事をたしなめる高知県知事って、見出しになったのに」

橋本「成人式以来の見出しになったのに(一同爆笑)。成人式の時は思わず、相手が若者だから怒鳴ってやりましたけど、石原慎太郎さんともなるとね、後で何を言われるかわからない。もう、その場でも言われるだろうし、その後もしつこく言われそうな気がしてね」

続いて、緊張高まるウクライナ情勢について、橋本さんが思うことは?

橋本「僕はロシアにとって、ウクライナの一部を自分の国にしちゃうというのは決して得策じゃ無いと思ってると考えるんですよ。何故かと言うとウクライナってヨーロッパで1、2を争う貧しい国なんですよね。1人あたりのGNPでいうと4000ドル、年に45万円ぐらいしかないというお国柄なので、そこをロシアの国に入れちゃうと他のモスクワに住んでいる人と同じレベルの社会保障にしなきゃいけなくなって、もの凄い支出になるでしょ? それはクリミアの時にも経験していることで、もう同じことを繰り返さないという意味で、自分たちで勝手に独立と言っている地域を承認するという形にしたんだと思うんですよ。ロシアが何がしたいのかと言えば、ウクライナにこれ以上西側に寄らずに中立でいてくれと。出来れば、今のゼレンスキーという大統領が代わって、親露政権が生まれることを期待していると思いますが、これだけのことをやってウクライナの人が我慢しているわけはないので、選挙でロシア寄りの人が選ばれることはほぼ無いでしょうと。そう考えるとロシアもなかなか打つ手は無くて、やるぞやるぞと札は見せたまま、しばらく行くんじゃないかと」

さらに橋本さんは、2月16日に宮内庁が発表した、秋篠宮家の長男・悠仁様が筑波大付属高校の入学試験に合格したというニュースについても語った。

橋本「素晴らしい選択肢だなと僕は思ったんです。どこがこれまでと違っているかと言うと、男子の皇族はずっと学習院に通っていました。学習院というと、中学高校は男女別々です。だけど、悠仁様の場合は50‐50の男女共学の学校なので、つまり幼稚園から大学までずっと同世代の女の子と席を同じくすると。まあ、光源氏状態と言ったらアレだけど、絶えず女の子に囲まれているという状態なので、明治以降の皇室の中で初めてのこと。これは昭和平成令和と来てね、次の時代の天皇になる人として、何かそこに新しいものが身についてくるんじゃないかなと、精神的なものも含めて」

そこで気になるのは、悠仁様の大学進学問題だという。

橋本「筑波大付属から卒業生の行き先を見ると、早稲田が一番多くて次が慶應で、その次が東大なんですけども、早稲田慶應はちょっと選びにくいでしょう。どっちか片方に手を挙げるわけにはいかないので、そうすると東大だと。東大はどういうやり方があるかと思ったら学校推薦というものがあるんですね。一芸入試にあたるようなもので、高校生で特に秀でたものがある人の場合には使えるので、秀でたということで言えばね、将来天皇になる人と言うのは、一芸と言っちゃ失礼だけどこれに勝る、他の人には絶対出来ない能力なので、多分一芸入試というか、推薦入試で東大に進まれるのではないかと思うんですよ」

と、今回も思いやりたっぷりで忖度無しの大二郎節は絶好調だった。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。伊藤惇夫氏はコメンテーターとして毎週木曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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