イラストレーター小池アミイゴが描く 柔らかな絵柄の秘密

イラストレーター小池アミイゴが描く 柔らかな絵柄の秘密

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4月6日の「おとなりさん」(文化放送)「10時のおとなりさん」のゲストに、イラストレーターの小池アミイゴさんが登場! 2022年2月24日に発売した『台湾客家スケッチブック 客家の人と暮らしにふれる旅』を描いたきっかけを語った。

小池アミイゴさんは、イラストレーターとしてアーティストのジャケットを手掛けるほか、絵本を発表している。

坂口愛美アナ「『はるのひ』と『とうだい』っていう絵本をお借りしたんですけど、水彩画ですか?」

小池「それはね、板にアクリル絵の具で水彩みたいにして描いてます」

坂口「とってもキレイな海とか空とか。本当にほっこり、柔らかい絵ですね。」

そんな小池アミイゴさんの絵本の柔らかいタッチは、ある出来事の影響している。

小池「(2011年の)震災があったときに、何したらいいんだろう? と思っていて、東北とか相当まわったんですよ。そのときに、“人が生きていくうえで必要なものってこういう色だよな”とかそういうのを採集してきて。だから震災以降、絵本の仕事がぼちぼち来るようになったんです」

坂口「いま見せて頂いている『とうだい』は風景の絵が多いですけど、こっちの『はるのひ』は人間も描かれてますね。本当に風景が主役というか」

小池「風景好きですね。大自然って絶対に手を出せないんですけど、人の気配がある“小自然”っていうか、そういう人の気配があるものにドキっとするんですよね」

坂口「絵本を開いた瞬間、窓を開けた気分になりました。とても落ち着きます、この絵本を観てると」

小池アミイゴさんは、絵本の他にも『台湾客家スケッチブック 客家の人と暮らしにふれる旅』という本を発表された。

小池「はじめて自分の名前がついた本が2月に出ました。“台湾客家”というのは、台湾の20%くらいの漢民族なんですよ。元々住んでいる先住民との間に挟まれて、山間の土地に百何十キロ“台湾客家”の文化圏が広がってるんですよ。“そこに行ってみてくれ”って言われて描いた本です」

坂口「台湾の街の風景が、アミイゴさん独特のタッチで描かれてまして。さっきの絵本と比べて、色が鮮やかで」

小池「こっちは水彩なんですよね。絵本と同じタッチで台湾の風景を描こうとしたら、重くなっちゃうんですよ。(現地を見て)軽やかさを感じたので、絵に表現できたらいいなと思いました」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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