【西武】エースが続いた！3試合連続完封リレー！髙橋光成、復刻ユニで躍動「西口さんに近づけるように」

西武が29年ぶりの3試合連続完封勝利で今季2度目の3連勝を飾った。

先発・髙橋光成がスミス、松本航に続いてスコアボードに「0」を並べた。8回を4安打無失点。「自分にできるのは粘り強く投げることだけなので、本当にできることを精一杯やっています」と4度先頭打者を出しながら、盗塁阻止や併殺で乗り切った。「ベルーナドームで初めて勝てたのですごく嬉しいですね。ファンの皆さんの青炎で頑張れたと思いますっ！」と2勝目よりも本拠地での今季初勝利を喜んだ。

この日は4年ぶりに開催された「ライオンズ・クラシック」初日。1996年から2001年まで着用したビジターユニフォームを身にまとった。前日に「西口さんのイメージですね。強くなれそう、強くなると思います」と話した通り、西口を彷彿とさせる投球で躍動した。

西口現ファーム監督には、今も残留練習で顔を合わせれば心構えやメンタル的な部分を聞いている。「やっぱり13番をつけるのはそんなに簡単なことではないので、責任感はありますし、そういう気持ちで自分は捉えています。西口さんに近づけるように日々がんばりたいと思います」

「今年こそは投手で勝てるという試合を1試合でも多くということでみんなでがんばっています。またこういう試合を多く作っていけるようにがんばりたいなと思います」

打ち勝つ野球から守り勝つ野球へ。
髙橋光成がエースの自覚を胸に、西武の新たな時代を切り拓く。

〇3試合連続完封について豊田投手コーチ

開幕スタート時にリリーフ陣にたくさん投げさせて経験させたところで、みんなその場その場の立場で必死につないでくれているというのが凄く良かったかなと思います。光成も調子が上がらない中、今日素晴らしい投球をしてくれたので、光成の“負けてられないぞ”というところを引き出したスミス、松本航が相乗効果をもたらしたのかなと思います。こんなこと中々ないので素直に喜びたいところですが、シーズンこれからなのでもう一回引き締めて投手陣全員で頑張っていきたいと思います。

〇“背番号7”金子侑司選手の2安打1盗塁の活躍について松井稼頭央ヘッドコーチ

あのユニフォームの青に数字の7ってやっぱり似合うよね！
侑司は今は下位から上位につなぐ重要な役目。回の先頭打者としての出塁や、足でも守備でも、見事にこなしてくれています。これからも足でかき回してほしいですね。