昭和歌謡VSハードロック 勝つのはどっちだ!

昭和歌謡VSハードロック 勝つのはどっちだ!

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業界きっての昭和歌謡通のタブレット純と大のハードロック好きで知られるコラムニストの武田砂鉄。5月3日「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、この二人が【純組】と【鉄組】に分かれ、昭和歌謡とハードロック、どちらが勝つか真剣勝負を行った。

砂山圭大郎アナウンサー「文化放送 純鉄歌合戦!タブレット純さんには【激しい歌謡曲】、そして武田砂鉄さんには【歌謡曲のようなハードロック・ヘビーメタル】を選曲してもらいました。まずは【鉄組】から」

■鉄組 「Yoko Ono」キッシンダイナマイト

砂鉄「世界に知られている日本人といえばオノ・ヨーコさんです。ドイツのハードロックバンドでキッシンダイナマイトというバンドが作った『Yoko Ono』というオノ・ヨーコさんをテーマにした曲があるんです。まあ本人の許可は確実に得ていないだろうなと思われる曲でイントロ、サビで『ヨーコ・オノ』って連呼しているんですが、意味は『俺は彼女の魔法にかけられた 地獄への俺のチケット』っていうかなりフザけた内容です」

「リスペクトしてるわけじゃないんですか?」

砂鉄「リスペクトの二歩手前くらいの内容で、とにかく『ヨーコ・オノ』とひたすら連呼するんです」

「野沢直子さんが『バクバクバクバク大和田獏』って連呼していたような?」

砂鉄「それに近いかもしれません。連呼することによってリスペクトを補う感じですかね」

 

■純組 「スナッキーで踊ろう」海道はじめ・スナッキーガールズ

砂山「続いては【純組】」

「『スナッキーで踊ろう』っていう曲なんですけど、昭和43年、まだ日本にCMソングという概念がなかった頃の曲です。【スナッキー】というのはハムの商品名なんですけど、ハッキリ宣伝できないということでアメリカからきた新しいリズムということにして、この曲をヒットさせて相乗効果を図ろうとしたようですが、全く功を奏さなかったんです。ですが、この海道はじめさんという方は民謡の先生で舌を高速で動かし自力でエコーを発する

ベルカント唄法というのを身につけています」

 

■鉄組 「天城越え」マーティ・フリードマン

砂山「続いて【鉄組】」

砂鉄「日本でもよく知られているギタリストのマーティ・フリードマンさん。この方、日本に住んでいて、常々ヘビーメタルと演歌は近いということをおっしゃっているんですが、それを証明するような楽曲です。ヘビーメタルの精神性と演歌の精神性が繋がっていることがわかる曲です」

「ためる感じが演歌に近いんですかね?」

砂鉄「ためて、もう一押し、二押し・・・三押しいっちゃう感じ」

「うねる感じがロックのギターと演歌は近いですね」

 

■純組 「あたいは恋の殺し屋」ふりそでシスターズ

砂山「続いては【純組】」

「60年前のレコードなんですけど、この頃はまさに男性優位社会、マチズモがはびこっていた時代。その頃にこんな女性がいたという感じの曲です」

砂鉄「『恋がしたけりゃ出てこい野郎ども』っていう歌詞がスゴイ」

「昭和36年の曲なんですけど、ちょうどこの頃、東洋の魔女がヨーロッパ遠征で24連勝して東京五輪で金メダル。女性初の大臣も誕生するなど、女性たちが強くなっていく象徴的な曲です」

この他にも番組ではタブレット純さん、武田砂鉄さんが選んだ珠玉の曲がフルサイズでオンエアー。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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