月収11.7万円「小麦粉が買えない家庭も」ひとり親を支援するNPO理事長が涙の訴え

月収11.7万円「小麦粉が買えない家庭も」ひとり親を支援するNPO理事長が涙の訴え

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5月20日の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)は、ひとり親の支援を続けているNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の理事長・赤石千衣子さんをお招きして、ひとり親世帯の実情を伺いました。

大竹「こちらにある資料では、新型コロナウイルスの第6波で感染者が急増した今年2月、ひとり親世帯の平均月収は13.6万円。派遣社員やアルバイトなど非正規のひとり親の平均月収は11.7万だとあります。ひとり親世帯は どのくらいの人数がいるんですか?」

赤石「全国では約120万のシングルマザー世帯があると言われてます。」

大竹「コロナの影響も受けてますよね。」

赤石「お子さんがコロナにかかったり自分が濃厚接触者になったりして、2月に働けなかったという方がたくさんいらっしゃいました。」

大竹「ひとり親家庭の方から寄せられた声を紹介します。「食費は1日300円です」「人生において今が一番苦しい」「子ども達がたくさん食べたらイラッとする自分が悲しくなる」。本来だったら、子どもにお腹いっぱい食べさせたいところが、子どもがたくさん食べるとイラッとしてしまうというんですね。」

赤石「お母さんって子どもをお腹いっぱい食べさせるのが仕事みたいに思ってるんですけど、それができないってすごく辛いんですよね。もう本当に誰かが餓死してもおかしくない状況が2020年から続いていて、ちょっと景気が良くなってお仕事も増えてきたと思ったらまたコロナ、みたいなことが繰り返されています。」

大竹「ウクライナ情勢もあって、小麦でもガソリンでもなんでも値段が上がっちゃって。物価が上がったために20%収入が減ったのと同じような状態にあるそうですね。」

赤石「こういう状況が続いているので、だんだん家賃が払えなくなったり、食費を削ったり。洋服は8割ぐらいの方が買えないと言っています。」

大竹「国の援助はどうなっているんですか?」

赤石「一つは臨時の給付金を作っていて、もうちょっとで給付していだけそうです。あとは就労支援を一生懸命やっています。でもやっぱり定期的にお金が入らないと不安ですよね。「今は選挙の前だから給付金が出るのかな?」って皆考えていると思うんですけど、じゃあ選挙のあとはどうなるのか、本当に不安だと思います。」

大竹「食べる物もギリギリなのであれば、やっぱり国がちゃんと救うべきですよね。」

赤石「そうだと思います。あのなんかこんなこと言ったらあれですけど、すごく儲かっている会社がある一方で…。」

大竹「はい。」

赤石「…(涙声)小麦粉も買えなくて「おやき」を食べてる子どもたちがいて、おかしいと思います。今度はうどん粉も買えなくなるので、どうしたらいいんだろうと思っています。」

大竹「日本は先進国だと言われてますけど、政府の手が届いてないところがあると思いますね。」

赤石「本当にこんな状態でも寄付金が定期的にないことにはびっくりしてしまいます。コロナが長期化する中で、正常な生活が戻ってきてると思う方がいらっしゃるかもしれませんが、仕事がない状態、あるいは減ったままの人たちがいるという事が忘れられてしまっているんじゃないかなと思います。」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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