【西武】森友哉選手インタビュー…首位目前のライオンズ!森友哉、捕手として心掛けていることは?

【西武】森友哉選手インタビュー…首位目前のライオンズ!森友哉、捕手として心掛けていることは?

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7月15日放送のライオンズナイターでは、埼玉西武ライオンズの森友哉捕手にインタビュー。ついに首位・ソフトバンクとゲーム差無しとなった2位・西武。復活を果たした森捕手は、チームの要としてどんなことに気を付けているのだろうか?

――開幕前にテレビ出演した際、「去年の楽天戦は勝てる気がしなかった」と語っていたが、今年はここまで10勝4敗。森捕手が1軍復帰後6戦全勝となっているが、その点を見ても今年のライオンズは去年と違うチームになっている?

森「うーん…去年は本当に相性が悪かったというか、打たれるべきバッターに打たれて、こちらは打てないっていうのがあったんですけど、まあ今年は何とか粘り強く出来てますし、まあ何と言っても山川さんがあれだけホームランであったりとか打ってくれているので、何とか、勝てることが出来ていると思います。今のところですけども」

――友哉さん自身の楽天戦での調子はどうか?

森「もう、自分は打つっていうより何とか最少失点で抑える。そうすれば攻撃陣が逆転してくれてっていう形で、勝つっていうのを意識しながらやってます」

――日曜日の楽天戦で、佐々木健投手が5球連続ボール球を投げた後、森捕手がすぐにタイムを取ってマウンドへ向かってひと声かけた途端に、面白いようにストライクが入ったが、何と言って佐々木投手を立ち直らせた?

森「あの回、ヒット打たれてゲッツー取れて、そこからのストレートのフォアボールだったので、多分そのフォアボールの後、ちょっと強めにボールを返したんですよ。『気合い入れろ』っていう意味で、次の打者にいいボールが来るかな~って思ったらすっぽ抜けたんで、『あ、これはアカン!』と思って、マウンドに声を掛けに行って『大丈夫、バッターに集中して行け』という風に言いました」

――返球は強めだったが、その後の声掛けでは優しめに?

森「そうです。アメとムチみたいな感じですね(笑)」

――ピッチャーとのコミュニケーションの取り方で、キャッチャーとして気を付けていることは?

森「いい球じゃなくて抑えている時とかは、優しめに言うようにはしてます。ここ一番で失投で打たれたりとか、投げミスがあった時には、キツく言うようにはしてますけど。ま、結果抑えているので、そこでキツく言ってもっていうのもあるので」

――ピッチャーに対して中腰に構えて高めの球を要求することが多いように思うが、それだけ有効なボールということ?

森「そうですね。球の強いピッチャーも多いですし、去年に比べてフォアボールの数も圧倒的に少ないと思うので、そういう一球遊び球というか、『目線変え』の球も有効的に使えるようになりましたね」

――森友哉捕手のバッティングの調子が目に見えて良くなってきたような感じがするが、要因はどこに?

森「まあ一番はヒットを打つことですかね。ヒットを打つことで精神的にも楽になりますし、打席の中でも少し余裕が出てきますし、その中で甘い球をしっかり捉えることが来つつあるのかなと思ってます」

――残念ながらなかなかヒットが出ない時期もあった。そこから何か変えたということはない?

森「色々変えましたけど、でもまあ根本は変わってないですし、あんまり大袈裟に変えたってところはないですね」

――6月28日のファイターズ戦から今週火曜日までの17安打中、センターから逆方向が13本で8割弱あるが、これが友哉さんの本来の姿と考えていい?

森「逆方向にしっかり強い打球を打てるのは自分にとって調子がいいという、バロメーターのひとつでもあるので、そこは練習の中から意識してやるようにやってます」

――シングル、ツーベース、スリーベースときて、最後ホームランを打てばサイクルヒットというゲームがあったが、最後の打席で本当にあれはレフト前ヒットを狙っていた?

森「そうですね、単打でいいと思っていました。目先のサイクルよりも、シーズン通しての結果の方が大事なので。調子を崩さないように丁寧に打とうとは思っていました」

――それは以前の森友哉さんでもそう思えた?

森「今シーズンずっと調子が良かったら話はまた別ですけど、まだあの時2割乗ってないぐらいやったんで、だから何とか打率を上げることを意識していましたね」

――キャッチャーは重労働かと思うが、シーズンを戦い抜く上で心掛けていることは?

森「体のケアですかね。何年か前ぐらいまでは、寝たら疲れは飛んでたんですけど、今はもう、寝てもなかなか疲れが取れないんで、ストレッチをいつもより多めにしたりだとかっていうのは意識してやるようにはしてます」

――2ヵ月ぐらい前に偏頭痛で欠場というのがあったが、どのあたり?

森「左のこめかみの辺りが痛いんですよ。欠場した時は後ろが痛くて、ホンマに神経つつかれてるような痛みで、『これちょっとアカンわ、迷惑掛けるわ』と思ったんで、ちょっと休みを貰いました」

――3ヵ月前に右手人差し指を骨折したが、その時に辻監督からどのような話をされた?

森「えっ!?怒られました(笑)。まあ、プレイ中の事故じゃないので、個人の不注意と言うか、自分の不注意でのケガだったので、チームにも迷惑かけますし、そういうのはホントにやめてくれっていう風に怒られましたね」

――それはもう、肝に銘じている?

森「そうですね、したらいけないなっていう風には、ハハ、思ってます」

――ファンがみんな心配しているので。

森「はい、ケガが無いように頑張ります!」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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