旧統一教会との関連が止まない日本の政治家たち…大竹「西側諸国からこの問題を眺めてみれば、日本の政治はどうなっとるんだとなる」

旧統一教会との関連が止まない日本の政治家たち…大竹「西側諸国からこの問題を眺めてみれば、日本の政治はどうなっとるんだとなる」

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9月2日の大竹まことゴールデンラジオでは、旧統一教会に関する問題が止まらない中、統一教会に関してメディアが追求しなければいけない問題について、大竹と青木がそれぞれコメントした。

統一教会に関する政治家の問題について、青木はこのように指摘する。

「統一教会の問題にいろいろな論点がたくさん出てきたけれども、ただちょっと1回整理しなきゃいけないなと思っているのは、例えば接点がある人たちが次々に報じられているけれども、世界日報というま統一教会系のメディアのインタビューを1回2回受けましたみたいなものと、統一教会から選挙支援を受けました。あるいは、会合に出て祝辞を述べましたではレベルが違う。だから世界日報のインタビューを受けたっていうくらいであれば、政治家として宗教の機関誌であろうが、あるいはその政治運動団体の機関紙であろうが、色々なメディアでインタビューを受けて自分の考えを広く発信することが、そこまで非難されるべきことではない気がする。もっと言えば末端の議員よりも影響力で言うと政調会長の萩生田さん、経済再生担当大臣の山際さん、あるいは、副総裁の麻生さん、あるいは、首相だった安倍さんの方が圧倒的に影響力を大きいわけだから、そのあたりをきちんと切り分けた上で追求するべきをもっと追求する。それは政治の場でもメディアも、必要なこと」

また、大竹は先日ゲストに来た宮台真司の大学生時代と、自身の番組スタッフの大学時代を引き合いに出し、ここ30年の時代背景も考える必要があると述べた。

「宮台さんがこの番組でおっしゃってたことは、時代をさかのぼるといろんな国立大学も新入生が入学した途端に色々な勧誘活動があって、その中に統一教会原理の人たちがいたと。田舎から出てきて、心が揺れているような若い時に鍋パーティーしませんか?みたいに勧誘された。宮台さんの世代はそうだった。ここの番組のディレクターの世代は、大学内に勧誘してくる人たちもいたけど、そういうことが僕らもわかってたので、敬遠しながらやってきましたっていうのがある。もっと下の、今も大学に行っているスタッフに聞いてみたら、そういう影響は受けてませんと。同じ勧誘活動でもここ30年前後の時代背景がある。この時代背景の中で、2015年に教団は名称を変更。30年前後の間のこの名前を変えた前後の話、この辺の話をもうちょっと明確にしていく必要があって、そうなってくるとなぜ名前を変えたのかっていうのはかなり大きな問題になると俺は考える」

青木は、統一教会に関する問題をいくつか挙げ、どれも追及しなければならないと言葉を強めた。

「名称変更ももう一つの論点。90年代に警察が復旧統一教会に対する捜査をしようとしたのに、それが政治の意向あるいは、政治の力で潰されたっていう証言がある。これは一体何だったのか追求しなくちゃいけないし、それ以外にも元統一教会の信者の人たちをどうやったら脱会させられるのか。あるいは、脱会したい信者をどう救うのか。あるいは、宗教2世の人たちをどうやって社会や行政や政治の中でケアしていくのか。この問題も考えなくちゃいけない。さらに言えば、統一教会がこの国の性的少数者、同性婚だったりの問題に関する政策にどういう影響を与えてきたのか、さらに言うんだったら外国のカルト教団にこれだけ政治が侵食されている状況は、日本の政治大丈夫なんですか?っていう問題もある」

大竹も同意し、俯瞰で考える必要があるとコメントした。

「今は日本の中だけで騒いでいるけど、もうちょっと俯瞰して、西側諸国からこの問題を眺めてみれば、日本の政治はどうなっとるんだと。大丈夫ですか?となる」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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