【出雲駅伝直前！】東京国際大学・大志田秀次監督　会見内容

前日行われた共同会見から、東京国際大学・大志田秀次監督が話した内容をお伝えします。

－今大会の抱負
「昨年は初出場初優勝を目標に掲げて達成することができた。今年の目標は連覇ですか？と聞かれることがあるが、連覇ではなく今年のチームで今年の戦い方で、最終的には１番でゴールしたい。連覇にこだわらずに選手が伸び伸びと自分の走りをしてくれることを期待したい」

－今年チームを作るにあたって、目指したこと。現時点での強みは？
「今年の箱根駅伝が終わってから選手が三冠を狙いたいというところからスタートした。三冠を狙うにあたって選手がどんなことをしなければいけないのかを、我々スタッフが教えるのではなく、選手が何をしたいか、どうしなければいけないか中心に話を進めてきた。選手には色々な失敗やうまくいかないことがあった時に『失敗ではなく、経験の一つで、経験を積み重ねることが大事』ということをこの1年間話している。明日の大会も色んな形で良いところ、悪いところが出ても、いい経験になればと思っている」

－オーダーの意図と他校のオーダーを見た上で目標達成のためにポイントは？
「前半でどううまく流れに乗れるかが大事。昨年経験者が６人中３人ということで経験をしているところで新しい力を前半に試しながら、後半に備えていきたい」

－夏の鍛錬期どれくらいの練習・合宿を過ごし、現段階でどれくらいの完成度になっているか
「夏合宿は昨年の内容を少し変更して、質も上げて行った。その影響があったか不明だが、故障者が増えてしまって、今回エントリーできなかったのもその時期の故障が影響している。回復はしているから、これからの大会には間に合わせる。全体の出来として7割」

－エース級の選手が外れているが、その理由は？
「私共のところも感染症で突然『朝起きたら熱が出ていました』ということがあったので、できるだけ走れる選手を外した、ということでそんなに大きな意図はないです」

◆文化放送スポーツスペシャル　第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2022年10月10日（月・スポーツの日）　13:00～15:30

解説：上野裕一郎（立教大学陸上競技部男子駅伝監督）
実況：寺島啓太アナウンサー