フリーライターの和田靜香が語る、落ち込んだ時に気持ちが上がる方法

文化放送・山田弥希寿アナ「相撲ライターもされているということですが、相撲に興味を持ったきっかけは何だったんですか？」

和田靜香「相撲は私が精神的に落ち込んじゃった時期があったんですね。家に閉じこもってたんです。そしたら友人が、“ずっと家にいるならお相撲でも見ろ”って言われて見たんです。相撲ってすぐ結果が出る。それがめちゃくちゃ気持ち良かったんです。悩んでる時、悩みに答えが出ないわけじゃないですか。その時に、相撲は5秒、10秒で結果が出る。これはいいなと思いました」

高山一実「なるほど～。ご友人の方は、いろいろ想いがあっておすすめしたんですね。言葉で励ましたり、寄り添うこともご友人だったらできると思うんですけど、それだけで補えない何かを、作品とか別のものでおすすめするのがすごく素敵ですね」

和田「そういうのありますね。だから悩み自体は解決しなくても、例えば音楽とか本とかもそうですけど、何かをその時、見たり、読んだり、聞いたりすることで、それだけで上がって、悩みは解決しないけど、やっていけるって絶対ありますよね」

山田「思い当たる節あります」

高山「すごいつらい時って、話は聞いてもらった時は楽になるけど、別れて1人になった時に結局もやもやが残ったりするじゃないですか。その時、おすすめしてもらったもので1人の時間を有意義に過ごすって大事ですよね」

和田「つらい時に、夜に1人で録画した相撲を見たりするんです。一気にその世界に入って楽しくなれる」

「おとなりさん」は平日月曜～金曜の朝8～11時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。