鷲崎さんが「急遽のとき」のために用意していたCDは……ビートルズ×アニソン!?

鷲崎さんが「急遽のとき」のために用意していたCDは……ビートルズ×アニソン!?

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12月4日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』、選曲テーマは「ザ・ビートサウンド・クラブ」でした。本来は別のテーマの予定でしたが……。

鷲崎健「きょうは競馬の出走が早いということで、急遽、変えたんです。急遽のことがあったとき用に文化放送に置いておいたCDがありまして。『それを使うときだ!』と。ザ・ビートサウンド・クラブというのがありまして。ジャケット、かわいらしいでしょう?」

松井佐祐里「ライオン、ウサギ、クマ、ネコ……」

鷲崎「古田喜昭さんという有名な作曲家の方がいらっしゃるんです。Sugarとか『パーマン』とかやっていらした。その方で検索したら、たまたま引っかかったCDで。簡単に言うと、ビートルズとアニメソングを融合させて……というテーマなんです。

このCDが好きすぎてですね。過去、自分のアルバムのレコーディング期間中に買ったんですけど、現場のいい機材を使って『みんなで聴こうぜ』と言ったぐらい。これはもう曲名とか言わず。まずかけて聴いて楽しんでもらうことにしましょう」

♪「ゲゲゲの鬼太郎」/古田喜昭

鷲崎「さあ、みなさんいかがでしょうね!? 反応を知りたいんですけど……。まさに古田喜昭さんが歌っていらっしゃいます。『ゲゲゲの鬼太郎』と(ビートルズの)『Michelle』を合わせた感じなんですけど。イギリスの墓地なのかな、という(笑)」

松井「でも……いいですね」

鷲崎「そう。『Michelle』もそんなに楽器数、多くないですし。古田先生の歌とゲゲゲの鬼太郎……粘っこくない鬼太郎ですけど。これがなんていうんでしょう、このアルバム、14曲あるんですけど、その中でも……いいやつです!」

松井「そうなんですね!」

鷲崎「ビートルズ×アニソンという企画はいいんですけど、基本的にその……アレンジの予算と時間が足りなかった感(笑)。それを楽しんでいただきたい。じゃあ次はこの曲です、どうぞ!」

♪「行け行け飛雄馬」/ダニー石尾

鷲崎「『Revolution』からかな……『Revolution』だろう! フロアタムの音の設定とか……ね?」

松井「いいですね! 最初は正直、戸惑いましたけど、こういう道に進んでもいいんだって(笑)」

鷲崎「本来の意味のロックを感じたんですね(笑)。赤盤、青版があって、赤盤は童謡なんです。童謡とビートルズを合わせてある。童謡って作詞・作曲者はいますけど、みんなの共有物的な感覚で世に出ている。(青盤では)アニソンという、誰かの特別な思いが詰まっているものを愉快に蹂躙している感じの……なんだろう、言えば言うほど、ですけど(笑)。でもただ笑っているだけじゃなくて、このアルバムをマジで気に入っているんです! 次いきましょう、次もいいですよ(笑)」

「キャンディキャンディ」/忍足敦子

鷲崎「どうですか、このバ~バババラバラ……っていう」

松井「ありです。こういうのもいいと思います(笑)」

鷲崎「ただこれに予算があって、ヘッドアレンジの時間もあって、音圧ももっと高くて、ブラッシュアップされたものがあったとしても、そんなに愛せなかったと思うんですね。これだからよかったんだと。『おしたりあつこ』さんなのかな? ブックレットになんの情報もなくてねえ。何があってどう、みたいなことも書いていない。とにかく歌詞と曲しかない(笑)」

松井「知らないほうが幸せなことも世の中、いっぱいありますから(笑)」

鷲崎「次の曲にいってみたいと思います。こちらも本当に素晴らしい!」

ねぇ!ムーミン」河村ゆみ

鷲崎「ムーミン谷にイングリッシュ・インベージョンがやってきたという感じの……」

松井「いいです、いいです。こういう曲も」

鷲崎「どの辺がですか?」

松井「『ねえムーミン』のスッと入る感じ」

鷲崎「原曲の話じゃんか(笑)。聴いていると、ムーミン谷にあの時代のイギリスの音、揺れた、ゆがんだ音みたいなのが入ってきて。脳内のムーミンの解像度が変わってくる感じがおもしろいですね」

松井「いろんな見方がありますから」

鷲崎「いや多様性の時代だっていうわけじゃなくてね(笑)。お時間かな? 次の曲、このアルバムの中でいちばん好きなんです。ぜひフルで楽しんでいただきたいと思います」

♪「ひょっこりひょうたん島」/忍足敦子

鷲崎「どうですか(笑)。誰だか知らないやつが最後、急に出てきて『イエ~イ』と言う。正体は書いていないです」

松井「どなたなんでしょうか……」

鷲崎「薄めの安めの打ち込みで。『94年』って書いてあるから、時代的にはB'zやドリカム、安室ちゃん、『DA.YO.NE』などが流行ったころですね。僕のいろんな番組で、何度もかけているんです。みんなに知ってほしくて。だいたい『また鷲崎さんの酔狂スイッチが入ったんだな』っていう反応で(笑)。

きょうはマトモな、なんなら重ためな選曲をしようかな、という予定だったんです。初めて『人物特集』をやろうと。来週やるかもしれません。ある人にスポットを当てて、その人の曲をかけようっていう。きょうはできなかったんですけど……だからこそ『ひょっこりひょうたん島』を聴けたんですよ(笑)」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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鷲崎健のヒマからぼたもち

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漫画や音楽・ファッション・スポーツなど、じっくり見つめ直すと人生が豊かになるかもしれない、という様々な「趣味のカケラ」をリスナーと共有し、“余分な時間…

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