(※復路エントリー変更反映)駒澤大学大八木弘明監督 悲願の三冠達成なるか ~  文化放送新春スポーツスペシャル 第99回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継

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今シーズンの大学駅伝は出雲、全日本とも駒澤大学が大会新記録で優勝し二冠達成。
箱根駅伝で大東文化、順天堂、早稲田、青山学院に続いて史上5大学目の三冠を目指します。

文化放送では第99回箱根駅伝を新春1月2日往路、3日復路とも朝7時30分から放送。

12月29日の区間エントリーを終えて、箱根駅伝に出場する各大学の陣容がだいぶ見えてきました。
とはいえ、エース級の選手を補欠登録しているチームも多く、どんな並びになるかは当日に蓋を開けるまでわかりません。


今回、真っ先に優勝候補に挙がる駒澤大学についてスポーツライター和田悟志さんに訊きました。

 

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区間エントリーはこちらから

12月29日区間エントリー

 

 

駒澤大学 大八木弘明監督 悲願の三冠達成なるか

 

 

 

 

 これまでに駒澤大学大八木弘明監督は、コーチ時代を含めて学生三大駅伝(出雲、全日本、箱根)で26ものタイトルを手にしてきたが、不思議なことに同一年度に三冠を成し遂げたことがなかった。

 

1989年に出雲駅伝の第1回大会が始まってから、今年度までに、同一年度に三冠を成し遂げたのは4件ある。

1990年−91年 大東文化大学
2000年−01年 順天堂大学
2010年−11年 早稲田大学
2016年−17年 青山学院大学

 

一方で、三冠に王手をかけながら、箱根で優勝を逃したケースを見ると、こちらも4件。そのうち2件は駒澤大だ。

1998年−99年 駒澤大学
2009年−10年 日本大学
2013年−14年 駒澤大学
2018年−19年 青山学院大学

 

つまりは、出雲と全日本に勝利して三冠に王手をかけた状態で、箱根で勝つ確率は5割。今回も駒澤大学の行手を阻もうとするライバルも強力だが、データ的にも駒澤大学の三冠は五分五分なのだ。
(もっとも、出雲と全日本の二冠が8件しかないことに改めて驚いた。それほど出雲は、他の2つの駅伝と特色の異なるレースということなのだろう)

 

駒澤大学が初めて三冠に挑んだのは、1999年の第75回大会。
現ヘッドコーチの藤田敦史氏が4年生、國學院大學監督の前田康弘氏が3年生のときだった。この時には、三冠だけでなく、箱根駅伝の初優勝もかかっていた。藤田氏の4区区間新の力走でトップを奪い、その後先頭をひた走りながらも、9区で順天堂大学に逆転を許し2位に終わっている。

次に三冠への挑戦権を得たのは2014年の第90回大会、実に15年ぶりの挑戦となった。
(駒澤大学は、全日本を15回も制しているのに対して、出雲の優勝回数は4回しかない。出雲ではスピード重視のチームに屈することが多かった)

この年の駒澤大学は、東京オリンピック男子マラソン代表の中村匠吾(富士通)や村山謙太(旭化成)が3年生で、下級生にも西山雄介(トヨタ自動車)、中谷圭佑、大塚祥平(九電工)といった力がある選手が揃っていた。

しかし、箱根では、最上級生となった設楽兄弟(啓太、悠太)や、服部兄弟(勇馬、弾馬)を擁した東洋大学に敗れ、またしても2位に終わっている。

 

今季は、学生から「三冠を目指したい」という声が上がったというが、過去に2度の挑戦で破れているだけに、三冠は大八木監督にとっても悲願だ。

三度目の正直となるのか。はたまた、二度あることは三度あるのか…。駒澤大学の大学駅伝三冠への挑戦は、今大会の最大の焦点だ。

12月29日の区間エントリー時点での駒澤大のオーダーはこちら。

1区 円健介(4年)  区間2位
2区 田澤廉(4年)  区間3位
3区 吉本真啓(2年) →篠原倖太朗(2年) 区間2位
4区 鈴木芽吹(3年) 区間3位 
5区 金子伊吹(3年) →山川拓馬(1年)  区間4位

 

19年ぶり4度目往路制覇

 

6区 帰山侑大(1年) →伊藤蒼唯 (1年) 区間賞
7区 安原太陽(3年) 区間5位
8区 花尾恭輔(3年) →赤星雄斗 (3年) 区間4位
9区 山野力(4年)  区間3位 
10区 青柿響(3年)  区間2位

 

2年ぶり8度目の総合優勝 史上5校目の三冠達成

 

補欠
小野恵崇 (4年)
佐藤圭汰 (1年)

 

大エース田澤廉(4年)は、記者会見で「3区希望」と話していたが、前回と同じ花の2区にエントリーされた。前回は見事に区間賞に輝いている。今回は、日本人2人目の1時間5分台はもちろん区間記録(1時間5分49秒)も視野に入る。また、青山学院大学の近藤幸太郎(4年)、創価大学のフィリップ・ムルワ(4年)とは出雲、全日本に続き、エース区間での直接対決となる。相手も強いが、総合優勝をするにはまずエース区間で先手を取りたい。

 

 

4区には、次期エースの鈴木芽吹(3年)が無事にエントリーされた。出雲後に痛めた右ふくらはぎが万全なら、この区間でも流れを引き寄せることは可能だ。

また、どの大学も往路を重視するなか、7区に安原太陽(3年)、8区に花尾恭輔(3年)、9区に山野力(4年)と、出雲、全日本の優勝メンバーを並べることができたのはかなり強力だ。

 

 

山野は、区間賞こそないものの、過去2回9区で好走を見せている。今季の駅伝でも、出雲では4区で後続を突き放し、全日本では3区で先頭を奪うなど、区間順位以上の働きぶりを見せた。ハーフマラソンの日本人学生最高記録を持っており、もちろん走力もある。山野が9区に控えていることで、他の選手も思いきったレースができるだろう。

 

 

補欠の顔ぶれも豪華だ。高校時代に数々の高校記録を打ち立てたスーパールーキーの佐藤圭汰(1年)、全日本4区区間賞の山川拓馬(1年)、2年生エースの篠原倖太朗といった名前がある。全日本の優勝メンバーである彼ら3人は、おそらく箱根でも出番があるだろう。

もちろん相手があってのことなので、持っている力を出し切ったところで絶対に優勝できると言い切れるわけではない。連覇を狙う青山学院大学や、國學院大學も、戦力が充実しており、オーダーを見る限りでは相当強そうだ。

 

それでも、今季の勢いやバランスの取れたオーダーを見れば、やはり優勝候補筆頭は駒澤大学と言っていいだろう。

 

TEXT&PHOTO

和田悟志(Wada satoshi)

1980年、福島県生まれ。大学在学中から箱根駅伝のテレビ中継に選手情報というポジションで携わる。その後、出版社勤務を経てフリーランスになり、陸上競技やランニングを中心にスポーツライターとして活動。カメラマンとしての顔もあり。最近の自慢は村上宗隆の56号ホームランをバッチリ撮影したこと。野球はスワローズファン。

 

 

1月2日往路中継はこちらから

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