文化放送独占取材  駐日トルコ大使 コルクット・ギュンゲン氏がトルコ大地震について語る。 「日本からの支援に感謝。物資よりも義援金を」

文化放送独占取材  駐日トルコ大使 コルクット・ギュンゲン氏がトルコ大地震について語る。 「日本からの支援に感謝。物資よりも義援金を」

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文化放送をキーステーションに全国32局の制作協力で月曜日から金曜日の午後5時からお送りしている『ニュースパレード』に、駐日トルコ大使のコルクット・ギュンゲン氏が出演し、トルコでの大地震について語りました。

ギュンゲン大使は、文化放送の電話取材に応じ、日本からの支援に感謝を示すとともに、被災地の現状や現在何が必要とされているのか、物資より義援金の支援が望まれると語りました。

ギュンゲン大使へのインタビュー取材の内容は下記の通りです。(抜粋)

Q.トルコの現状は?
A. 二つの連続する地震、それに伴う強い余震が発生し、影響はかなり広い範囲、10の県に及んだ。我が国は先週喪に服す1週間を過ごした。死者数は3万2000人を超え、それ以上に多くの負傷者がいる状況、甚大な影響を及ぼしている。

Q.現在、現地で最も必要とされているものは?
A.今現在としては、「衣食住」の「住」の部分が非常に根本的な問題となっている。もちろん、食事をはじめとする基本的なニーズもある。特に今は冬なので、テントなど「住」の部分を皆様のお力添えをいただきながら補強しているところ。毛布・寝袋のニーズが高まっている。

Q. 一般の日本国民からは、やはり物資より義援金?
A.物資の支援は運送という点で、日本からトルコが非常にまず距離がある。トルコに届いてからも国内での配送に時間と労力がかかる。基本的なニーズは例えば食事や衛生環境の整備は長く続く。当局に義援金をお寄せいただくことによって、その時々のニーズにあわせた適切な使い方ができるという観点から、我々としては義援金の受け入れを前提にさせて頂いている。一方で物資は新品かつ未使用、ある程度まとまった数の大量の提供を頂けるなら、それについては別途調整を進めている。寝袋も実際トルコに届けるとういう手はずを整えている。
大使館としても、義援金の口座を開設しており、そちらの口座にも非常に多くの関心をお寄せいただいている。

ギュンゲン大使は、「本日、(ラジオでのインタビューという)このような機会をいただき感謝している」とも話していました。
今回取材した内容は、全国ネットで放送している『ニュースパレード』にて全国33局で放送されるほか、2月16日午後5時ごろまでは番組ポッドキャストでもお聴きいただけます。

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【番組概要】
◆タイトル:『ニュースパレード』
◆放送時間:毎週月~金曜日 午後5時00分~5時15分 ※生放送
◆パーソナリティ:【月・火】永野景子 【水・木・金】 鈴木純子、報道キャスター山本香
◆ネット局:文化放送含め全国33局で放送
◆PodcastQRページ:https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/newsparade

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