ガダルカナル・タカ、舞台は心配のほうが大きい!? 「60過ぎの爺さんが集まって……」

ガダルカナル・タカ「（たけし軍団）40周年で舞台やるんですよ」

大竹まこと「やめなさい」

タカ「同じことをみんなにも言ったんですよ！ やめようって（笑）。舞台の経験者はいるけど、僕はまったくやったことないんです。ちゃんとした演技の舞台というのは初めて」

大竹「初めて!?」

タカ「お笑いとかバラエティとかの舞台はありますけど。我々がやるっていうと、みんなコメディだと思うでしょう？」

はるな愛「はい」

タカ「コメディじゃないんですよ。ちゃんとした会話劇！ 稽古を始めて3日か4日経つんですけど、なんとかして俺だけ逃げられないかな、っていうキツい状況なんですよ（笑）」

大竹「タカちゃんのセリフ多そうだな」

タカ「そうなんですよ。セリフの量を見た時点で『普通の舞台ではこれぐらいやるのかな』と思ったんです。そしたら『俺こんな役なんだ』と言っているとき、もっと出番が多い若い女の子が、ホンを見ずに全部やったんですよ！ 役者さんってスゲえなと思って」

大竹「（たけし）軍団は誰が出るの？」

タカ「いま事務所にいる軍団は全員です。俺が出る、（つまみ）枝豆が出る……」

大竹「枝豆は社長だろう？ 先週会ったよ」

タカ「会ったと言ってた！ で、ダンカン、そして俺といちばん問題だと言われているのがラッシャー（板前）ですね。ラッシャーもね、旅に行ってその辺のおっちゃん、おばちゃんと絡むのはうまいんですけど（笑）、舞台はヒドいですわ。稽古していたら、ヒドすぎてみんな笑っていますからね。で、松尾（伴内）は毎年、さんまさんの舞台で鍛えてもらっているから得意なんですよ」

大竹「なるほど！」

タカ「あと芝居も映画もやっている柳憂怜」

大竹「あいつはうまいな」

タカ「週に2回か3回、透析やっている（グレート）義太夫」

大竹「義太夫、出るの？ やめたほうがいいんじゃないの？ 人工透析だろう？」

タカ「はい。透析の合間を縫って舞台に。そんなやつ聞いたことねえよって言ったけど本人は『やる』って」

大竹「あとは誰？」

タカ「（井手）らっきょ！ いま熊本に帰って、店やりながら熊本のテレビの仕事もやっているんですけど、今回のために稽古の日数分、こっちに来て。あいつもいま肺気胸で入退院を繰り返している……。『まだ起きていられるから大丈夫』って言って、稽古にも出ているんですよ。こんなに60過ぎの爺さんが集まって……ほぼ病気で、初めての舞台。舞台そのもののおもしろさよりも、違う興味は持ってもらえるかなと（笑）」

大竹「違う興味のほうが大きいよ（笑）」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。