戦争の影と対策されない使用済み核燃料のリスク。大竹「使用済み核燃料をどう守るか」

戦争の影と対策されない使用済み核燃料のリスク。大竹「使用済み核燃料をどう守るか」

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2月22日放送の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)では、侵攻から1年が経過したウクライナへのロシア侵攻と、ウクライナにある使用済み核燃料について取り上げ、大竹がコメントした。

大竹「キーウにも原発があることが知られていて、そこの原発が危険だという話があったんだけど、それ以外にも原発があって、その周辺、それからその周辺の民間施設にも攻撃があったっていう記事が出ててさ。この原発もちょっとどうにかしなくちゃいけない。ウクライナの使用済み核燃料をどう守るかみたいな話も新聞には載ってましたね」

砂山アナ「これは日本のお話が載ってるんですけど、やっぱり現地でも言われたのが、攻撃による最大のリスクは、原子炉ではなく使用済み核燃料の貯蔵施設だと駐日大使の方は訴えたと。使用済み核燃料の保管っていうのは、多重防護の仕組みになっていない場合が多い。さらには、外部攻撃に脆弱。さらには水、いわゆる冷却水が尽きるなどして使用済み核燃料が大気にむき出しになれば、高濃度の放射線が広範囲に放出されると訴えたと。ちょうど2011年の原発事故の直後で河野太郎さんがいわゆる発言をしてるんですが、東京電力福島第一原発の事故からちょうど半年余りたった頃ですね。衆議院の決算行政監視委員会でこう正した。「原子炉と使用済み核燃料プールはテロリストに狙われたりミサイルで狙われたりと潜在的な弱点である」こういうふうに書き綴ったと書いてありますが、さらには、先日の衆議院予算委員会ですね。立憲民主党の岡田克也幹事長がプールにある使用済み核燃料は本当に厄介でミサイルが当たったらどうなるとこういう質問をしたんですが、これに対し答弁した西村経済産業担当大臣は、「原子力規制委員会が一元的に掌握している。経産省としては差し控えたい」と述べ、所管外と言わんばかりの姿勢が際立った。結局規制委員会の方でも手付かずといいますか、いわゆる武力攻撃を想定していないという見解には変わりがない。対策は何も進んでいないという状況ですよね」

大竹「ここの最後のデスクメモ。結構痛烈に批判してるね。「原発が使用済み核燃料の貯蔵プールが標的になる恐怖は容易に想像できる。攻撃された時に生じる民間人の被害。にもかかわらず備えの議論は滞る。そして自衛隊は、防護対策として、司令部の地下化まで論じられ、誰かを見捨て誰かを守る。そんな国を愛せというのか」このデスクメモは結構強烈だね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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