奨学金、借りないと大学に通えなかった……でも返すのも大変なんです

奨学金、借りないと大学に通えなかった……でも返すのも大変なんです

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3月1日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに、ライターの千駄木雄大さんが登場。昨年10月に発売した『奨学金、借りたら人生こうなった』に関して語ってくれた。

大竹まこと「ご本(『奨学金、借りたら人生こうなった』)ですけど、これは奨学金を借りた方々が何人も登場して、そのインタビューみたいなことが行われている、と考えていいんですか?」

千駄木雄大「はい。そうです」

壇蜜「奨学金はもらえるパターンと借りるパターンがある、と考えてよろしいでしょうか?」

千駄木「そうですね。ただし私の本の中で出ているのは、ほとんどが『借りている人』になります」

壇蜜「返すまでの話、借りるまでの流れ、という感じですね」

千駄木「はい。ただ、まだ返せていない人のほうが多いんです」

大竹「(本によると)いま大学生の半分ぐらいはこの制度を利用していると?」

千駄木「日本学生支援機構(JASSO)が公表している学生調査によると、奨学金を受給している学生の割合が、大学の昼間部で49.6%、短大が56.9%。本当に2人に1人は借りている計算になります。ただこれは『もらっている』ものも含まれるので、実際はどれだけの人が借りていて、もらっているのか、具体的な数字は出ていないんです」

大竹「世間一般では『返すのが大変』『利子もついて……』みたいな話が多くなっていますが、実際はどうでしょうか?」

千駄木「それでも『借りないと大学に通えなかった』という方が大多数なんです」

壇蜜「まず『行けない』ってなりますね」

千駄木「私が取材した人の中では、貧しい暮らしから脱出したかったり、仲の悪い親と離れたかったり、自分のパフォーマンスをもっと発揮したかったり。それで何百万という奨学金を借りて大学へ、となる人が多いので、悲観的に見てはいません。ただ額の多さに『大変だったな』と言う人は多いです」

大竹「一般的に大体どれぐらい借りることになりますか?」

千駄木「人によりますけど、200万円ぐらいから、多い場合だと2000万円を超えます」

このほかにも千駄木さんは、奨学金制度の実態や、その改善案などを語ってくれた。詳しくはradikoのタイムフリー機能にて。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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