日本の男女格差、先進国で最下位。室井「理由は女性の政治家の数が少ないことと、賃金格差だけど、結局は低賃金解決したら上がる」

日本の男女格差、先進国で最下位。室井「理由は女性の政治家の数が少ないことと、賃金格差だけど、結局は低賃金解決したら上がる」

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3月3日の大竹まことゴールデンラジオでは、朝日新聞の「日本の男女格差104位、先進国で最下位 世界銀行報告書」という記事を取り上げ、室井と大竹がコメントした。

鈴木アナ「朝日新聞によりますと、世界銀行は2日、190カ国・地域の男女格差の現状を法整備の進み具合から評価した報告書を発表しました。日本は104位で、先進国で最下位。職場でのセクハラを罰する法律がないなど、特に労働分野で後れを取っているとのことです。この世界銀行の報告書では2022年10月時点で労働や結婚、財産など8分野の法制度を分析しており、男性が得られる権利を100とした場合に、女性がどの程度の法的な保護を得ているか、国・地域ごとに指数化しています。日本の男女格差のスコアは78.8。OECD高所得国平均は、95.3で80を割ったのは日本だけだったということで、先進国では最下位でした。スペインなど、欧州13カ国とカナダのスコアは100で法的な男女格差はないと評価されています」

室井「毎年国際女性デーの近くになるとこうやって記事になるんだけど、はっきり言って日本がジェンダーギャップの国際順位で、どうしてこういうふうに下になるかっていうのははっきりしてて、女性の政治家の数が少ないっていうことと、賃金格差なのね。でもその2つだけなわけよ。結局だけど、じゃあ女性の議員を増やせという話もあるけど、本人がどうしてもやりたいっていうことじゃなくて数から行くっていうのも変な話でしょ?そうすると賃金なんだけど、やっぱり女性の方が非正規が多いし、低賃金で働いてる人が多いから最低賃金をあげるって分断を産まない方法だとある程度順位は上がるのね。でもそこを言わないですごい格差格差って言うけど、たとえば教育なんてトップレベルなのよ。男女で格差がないということでいえば。だから全てごっちゃにするして話すのはおかしいし、あと私は何がいけないかっていうと、国際順位が低いからいけないっていうことじゃなくて、個人で自分の幸せの形態を選べないっていうのがまずいと思う。だから、たとえば今労働力が足りないとか、低賃金もずっと30年長いっていったら、女も輝け外で働けって言われたり、ちょっと前は、女は家を守ることが重要だって言われたり、勝手にそう組み込まないで、個人の幸せが大事じゃない?この国際順位っていうのはもう、女は外で働いて男も育児も家庭のことも全部半分にしろっていうのも、そんなのペア同士でパートナーと話し合って、得意な方が得意な方をいっぺんにやるということでもいいわけよ。なんかちょっと余計なお世話って感じがするんだよね」

大竹「前にこの番組でとある方がリーマンショックの時の男と女の働き方を話してくれたけど、女の人は当番で、その時に男性へのお茶の入れ方とか、お茶の器とか全部覚えて、朝行ったらそれを配るみたいなのがリーマンショックの時の話だけど、それのことだけじゃないけど、同じ会社で働いてても、今なくなってるかもしれないけど、そのようなことがずっと男と女の中で当たり前のように来てたと」

室井「上に行きたい人は行けるようになればいいし、こうであるからとか国際順位が低くなるからっていうのはちょっとおかしいし、みんなすっとぼけてるけど、賃金をあげるって事である程度は解消されるはずだよ」

大竹「そうだけど、この国の男女の格差の問題は、この国が関わってきて家族とかいろんなものがかかってきた土台の上にあるわけじゃない?その根本がうまくチェンジしていかないということも、原因にあるんじゃないかなと」

室井「そうであるっていうふうに決め付けないで欲しいの。選べる選択肢はやっぱり経済的に生活とか余裕がなきゃ選べないから、それを求めるということが正しいと思う」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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