岸田首相 改憲に意欲 青木「岸田政権下での憲法改正に否定的な人たちの方が多い状況を考えるとどうなんでしょう」

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5月5日の大竹まことゴールデンラジオでは、「岸田首相 “自衛隊を憲法に明記 極めて重要” 改憲に意欲」というニュースを取り上げ、青木と室井がコメントした。

NHKの報道によると、憲法改正を目指す立場の人たちでつくる団体の集会が東京都内で開かれ、岸田総理大臣はビデオメッセージで、自衛隊を憲法に明記することは極めて重要だと指摘し、憲法改正への意欲を重ねて示した。

読売新聞社による世論調査では、憲法改正「改正する方がよい」が61%、「改正しない方がよい」は33%とあり、戦力の不保持を定める9条2項を改正する必要が「ある」は51%で、「ない」は44%。戦争放棄を定めた9条1項については、改正の必要は「ない」が75%となった。憲法に自衛隊の根拠規定を明記する自民党案に「賛成」は54%で、「反対」は38%だった。

NHKによる世論調査では、憲法改正については、「改正する必要があると思う」は35%、「改正する必要はないと思う」は19%。また、戦争の放棄を定めた憲法9条改正については、「改正する必要があると思う」が32%、「改正する必要はないと思う」が30%と異なる結果となった。

また、別種の調査も行われている。毎日新聞社による世論調査では、岸田文雄首相の在任中に憲法改正を行うことについて、「賛成」が35%で、「反対」の47%を下回った。しかし、岸田首相が発言している9条を改正して自衛隊の存在を明記することについては、「賛成」が55%で、「反対」の31%を大幅に上回る結果となった。

この報道を受けて、青木と室井が次のようにコメントした。

青木「憲法改正について、岸田さんは自衛隊を憲法に明記するのが大切だというふうに言ってるんですけれども、憲法記念日に合わせて各メディアが世論調査をしているんですけれど、それを見ていると改憲に積極的っていう人たちももちろんいることはいるんだけれども、岸田政権下での憲法改正に否定的な人たちの方がむしろ多いっていう状況を考えるとどうなんでしょうね」

室井「あれじゃないの?解散総選挙は早まるってうわさ流れてるから、憲法改正が被害になってる一部の人たちの指示を取り付けるには、ちょろっと言っとかないとみたいなことなんでしょ」

青木「室井さんの言う通り憲法改正というか、安倍さんをコアに支持していた人たちに対するリップサービスという面もあるんだろうけれど、ただまぁあと極当たり前のことを言うんですけれど、憲法って最近首相が憲法改正っていうのが当たり前になっちゃったんだけど、本来は首相は憲法を守らなくちゃいけない人なので。縛られる人がこういう形で憲法改正によく示すってのは本来おかしな話だし、国民的議論が高まって、どうしても、憲法改正しなくちゃおかしいよね。というふうになってじゃあと言って、腰を上げる人たちが、やたら憲法改正マニア的に動いているというのはどうなんだろう」

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