なぜ日本で比較広告が少ないのか?三浦崇宏氏が解説

なぜ日本で比較広告が少ないのか?三浦崇宏氏が解説

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5月8日の「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は、The Breakthrough Company GO代表で、PR・クリエイティブディレクターとして活躍されている三浦崇宏さんをお迎えして、後編の今週は、三浦氏が手掛けたファミリーマートの新プライベートブランド「ファミマル」について語っていただいた。

ノバセル株式会社代表取締役社長・田部正樹氏「三浦さんが担当されたファミリーマートのファミマルが有名になったところでいうと、2位であることをあえて伝えていく、比較広告。これは、どういう背景で手掛けられたのですか?」

The Breakthrough Company GO代表・三浦崇宏氏「元々ファミリーマートさんが3年前にファミマルを始めようと相談をいただいて、その時、僕が一番最初に考えたのが、日本ってコンビニエンスストアがセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートとあって、皆さんセブンイレブンが1位だということはなんとなく知ってるんです。2位と3位ってどっちがどうとかあまりわからないイメージがあったんですね。人間って2つの対立が好き、早稲田対慶應とか。セブンイレブン対ファミリーマートの対決の図式を作りたいと思ったんです。なので、ファミリーマートに対して、チャレンジするほうのコンビニっていうコンセプトで活動していきませんか?プライベートブランドのファミマルも、チャレンジするほうのコンビニの象徴として作りませんか?というご提案をさせていただいた。それでローンチのタイミングでそろそろナンバーワンを入れ替えましょうというテーマで渋谷駅で広告をドーンと出した。新聞広告では、セブンイレブンとファミリーマートのハンバーグの食べ比べをお客さんにしてもらって、実際評価はほとんど変わらなかった。それで、”負けていたのはイメージでした”ということを発信した」

田部「面白いですね」

三浦「日本だと比較広告ってなかなかできないんです。なんでかわかります?」

文化放送・甲斐彩加アナ「相手を下げたり上げたりするのはダメなのかな?」

三浦「理由は、すごくシンプルで、日本の大手広告代理店はほとんどがマルチクライアントだからです。電通さんはこの広告、絶対作れないんです。電通はファミリーマート以外に全体で、セブンイレブン、ローソンも担当している。必要以上にチャレンジする、攻撃する広告が作れないんです。ある意味でいうと、我々の特殊な立場、コンビニエンスストアはファミリーマートとだけやってるというポジションがあったから、勇敢な企画ができたというのもあるかもしれませんね」

甲斐「へ~、知らなかった」

「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は毎週月曜19時30分~20時まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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