情報学の教授に聞く?DXの今後に期待することは?

情報学の教授に聞く?DXの今後に期待することは?

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  1. 5月8日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、専修大学ネットワーク情報学部長の飯田周作教授に出演いただき、DXの今後に期待することについて、詳しくお話しいただいた。

松井佐祐里アナ「情報学分野の今後の課題は何ですか?」

専修大学・飯田周作教授「急速にデジタル化する社会に取り残される人がいないようにすることです」

L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えてください」

飯田「人がデジタル技術を使いこなせるようにするという発想から、デジタル技術が人にもっと接近するという発想に変えていかないといけないと思っています。チャットGPTの自然言語を使うプロンプトはその典型だと思っています。システムに対するインターフェースというのを、人間の特性に寄せていくことでユーザーエクスペリエンスを高めていく必要があるということですね。私の両親は80代なんですけど、スマホの画面に表示されてる様々なボタンを理解して操作するのは難しい。今の10代の子供たちは電話の受話器のアイコンというのがわからない。そういうものを機械の都合でなく、人間の都合で考えていくことが重要であると思います」

横井「チャットGPTは自然なやりとりができて、これは今は文字ですけど、声が出てくると、コンピューターとの向き合い方って大きく変わるんじゃないかなという風に思いますね」

飯田「変わりますね」

横井「DX、デジタル技術に関して今後期待していることはありますか?」

飯田「DXといってやってることというのは、第1段階としては情報の収集、集約。次はそれを検索できるようにしましょうという話で、アクセスする方法というのをやっている。ここまでは発展してきたと思うんですよ。ただ情報を蒸留したり、精錬したりする技術ってこ要はごちゃまぜの情報から価値のある情報を精錬することができなければ、DXとしては、第1段階を脱していない状態です。例えば、困りごとを検索するということ。困ってますという情報を入れなくても、文脈的に困ってるということがたくさんあったりする。そういうようなことを精錬できるのか?ってことが重要だと思います」

横井「言葉って、人によっても、時代によっても変わってくるじゃないですか?難しいですよね」

飯田「難しいです。それがものすごく正確なものである必要はないと思うんです。ただなかなか気付けない、埋もれてしまっている価値とか気付かなかった問題点とかそういうものが出てくれば、そこからデータ分析をかけていく。だから、いかに精錬、蒸留するかが重要であるかが重要であると思っています」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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L is B presents 現場DX研究所

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『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…

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