「東京国際消防防災展」18日まで東京ビッグサイトで開催

「東京国際消防防災展」18日まで東京ビッグサイトで開催

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毎週日曜、朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。

6月15日から18日まで、東京ビッグサイトで開催されている「東京国際消防防災展2023」
5年に一度開催される国内最大級の消防・防災に関する展示会です

325の企業・団体が出展し、屋外では東京消防庁の消火・救助訓練も披露。

入場無料ということもあり、小さなお子さんを連れた親子やバスで来場した地域の防災団体まで、多くの人が訪れて熱心に見学していました。
消防車も最新のものから戦前戦後のクラシックの消防ポンプ車などが展示。

また、9月で100年となる「関東大震災」の特設ブースでは、
「同時多発火災」や「火災旋風」のおそろしさを伝えるプロジェクションマッピングが映しだされました


見た人に感想をきくと「火災旋風、竜巻みたいなのがこわい。そうならないために日頃何をすればいいのか思わせる、そんな映像だった」
「関東大震災って小学校ぐらいから知ってはいたけど、100年前にこんな大変なことがあったんだなって、あらためてわかった」
「心に重く響くものがあった。写真と文字と時計の時間とか…もう1回家族で防災について話し合いたい」

また、地域の「女性防火防災の会」でバスで団体で来たという高齢の女性達も多く、普段から様々な活動をされているという話も聞けました。
町田から来た女性は「消防署からの依頼で、駅前・スーパーで(防災の)ビラ配りをしたり、各家庭で耐震がどれくらいできているか、消防署の人と団地を回ったり。
男の人だけだと開けてくれなくても女性が行くと開けてくれるというので…」
「町内会で起震車を呼んで体験したり、いざというときのポジションも決めている」

普段から気をつけていることとしては
「ベッドの周りにものはおかない。枕元に次の日の洋服は置いておく。最低限のことはやらないとこわい」
「家具の固定。ローリングストック」
「地震が来たら窓を開ける。持ち出し袋は用意している。でも自分には降りかからないと思っているのよね…」
など。
また、最近地震が多くて心配だという声も多く聞かれました。

震度7を体験できる起震車もあり、VR防災体験などもできます。

5年前に来てよかったので、今回は会社を休んできたという気合の入った女性もいましたし、たくさんの消防車を見て目をキラキラ輝かせる子供たちの姿が印象に残りました。
最終日18日は10時~16時30分まで。

明日朝5時5分からの「防災アワー」
RKB毎日放送・解説委員の神戸金史さんが「災害報道の在り方」についてお話しくださいます


生で聞くのが難しい方は、radikoでぜひお聞きください。

気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子


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