ラバーガールがTikTokで人気の理由

平子祐希「ラバーガールは、TikTokのショートネタで話題になってますけど、どういうきっかけで始めたんですか？」

ラバーガール・飛永「始めたのは2021年で、この時期、仕事がなかったっていうのがあるんですね。コロナ禍だったり、第7世代が出てきて、僕らが人気者でもないから、ネタ番組で呼ばれる機会が全然なくなっちゃって」

ラバーガール・大水「たま～に呼ばれるネタ番組のくくりがいぶし銀ベテラン芸人（笑）」

平子「そうなっちゃうよね」

飛永「よくパンクブーブーさんに会うなっていう（笑）」

平子「いぶし銀同士で」

飛永「“なんかやらなきゃね”っていうのがそもそもあって、その時にファンの人から“ラバーガールさん、TikTokでバズってますよ”っていうのを教えていただいて。あれ？やってないのにな～って思ってたんですけど、昔の動画の切り抜きみたいなのが上がっててバズってた。じゃあ、自分たちはいけるのかな？というところで、やってみることになりました」

平子「昔からラバーガールを知ってる私たちからすると、ラバーガールのコントのつかみの部分だよね。ただ、みんながみんな、つかみでバズるかっていったら、そうじゃない。ラバーガールのつかみって、もうラバーガールだもんね。つかみがちゃんと自己紹介で、この軸で行くんだなっていう大きめの名刺をポンと置いて、空気感や二人の関係性を一番最初のボケだけでわからせる。だから、そこだけ取り上げられても、面白いんだよね」

大水「昔、『オンエアバトル』に出てた時に、いかに漫才の人に勝つかというので、設定の説明をしつつ、最初のボケを言うっていう」

平子「まさかオンバト時代にまいた種が、今、花開くとはね（笑）」

飛永「本当ですね」

平子「ラバーガールのつかみって、大きくはボケてないんだよね。ちょっとだけ間違える」

飛永「そうですね」

平子「ボケでもあるけど、若い人から見たら、ギリギリのあるあるにもちょっと見える」

大水「ギリギリいるかもなのラインを狙ってます」

飛永「ボケ過ぎるよりも、こういう間違いあるよねっていうあるあるの流れを汲んでる部分も作っとかないと（TikTokでは）伸びにくいのかもしれないですね」

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